鉄道パスの方が便利で安い場合も

全体のコースが分からないので何ともいえませんが、ドイツを一周するようなコースならジャーマンレイルパスのほうが得なことも多いです。

例えば、メルヘン街道のハーナウ、シュタイナウ、アルスフェルト、マールブルク、カッセル、ハンミュンデン、ゲッティンゲン、ハーメルン、ブレーメンのコースで、今ころの日の長い（２１時過ぎまで明るい）時期なら１日、３つや４つの街はゆっくり回れますね。いずれも小さいですから。

そく区間ごとの早割りはないか、たとえあっても、合計額はそう安くないでしょう。

意外とつまらないから、１、２本早い列車で出たい、逆に１本遅らせたいというときも不可能です。

ヨーロッパ中で乗り継ぎに間に合わない、体調不良などいろんな理由で早割り列車に乗れず、キップが紙くずになった方にメチャ多く会いました。
欧州内LCCも同様です。
安かろう悪かろうの感が強いです。

個人の旅、一人旅はツアーと違って、自由きままに自分のペースで旅できるのが魅力かと。
全部、早割りでぎっちり旅程を決めてしまったら、ツアーを一人でやるようなものです。

ですから、欧州内ではバイエルンチケットなど鉄道パスの旅を工夫して安く旅する方法を薦めています。
私の場合はパスに合わせて、ペイするコースを組みますから、損することはありません。

まあ、いちいちキップを買う手間がないので、ペイしなくても、その都度キップの合計のほうがパスの額の８,９割でも、パスを利用する方は多いです。