ビールと温泉について

こんにちわ。お返事ありがとうございます。
まず、ビールについてですが、ドイツの場合、かつてバイエルンの王様が定めたビール純粋法の精神が今でも生きていて、あまり添加物を加えないようになっています。そのため、他国の普通のビールに比べると保存が利きにくく（今は冷蔵技術も進歩しているので昔ほどではないと思いますが）、ドイツでは今でも日本のキリンやアサヒのように全国展開しているビールメーカーは多くありません。ミュンヘンの六大醸造会社のビールでさえ、ミュンヘン以外ではあまり飲むことができません。すなわち、皆地元で作られているビールをこよなく愛していて、もっぱら地元の会社のビールを飲むわけです。ですから、各地方・都市ごとにいろいろと特色のあるビールがあります。お酒の弱い方でも比較的飲みやすいかと思われるのは、ミュンヘンで主流のヘレスというタイプのビールです。飲み口は割と軽い感じなので、私などでもグイグイと飲んでしまう（私も元々そんなに強くはないのですが）ようなタイプのビールです。もしバーデンバーデンに行かれるのなら、町の中心にミュンヘンの代表的なメーカーであるレーベンブロイ直営のビアレストランがありますので、行ってみてください。ここはウエイトレスが民族衣装を着ていて雰囲気もありますし、料理もとても美味しいです（ただし、ビールは500mlからしか注文できないかと思います）。
それと、もしバーデンバーデンに行かれる場合、代表的な温泉浴場が２つあるのですが、フリードリヒ浴場の方は水着不要ですが、カラカラ浴場の方は水着が必要となります。フリードリヒ浴場の場合は裸で入ることになりますが、男性用と女性用の中間部分（順路に従っていくと一番奥になります）は混浴になりますので注意してください。ただし、ドイツ人は結構若い女性でも平気で混浴に入っています。カラカラ浴場も螺旋階段を上ったところは全裸スペースになりますので、気をつけてください。とりあえず以上です。