EKにの資金力? EKに豊富な資金力はないですよ。 所詮他力本願です。 リーマンショックで倒産しなかったのはUAEの首都であり豊富な石油資源のあるアブダビ首長国からの援助があったからです。 他の事業も原油が豊かなアブダビの援助によって生き伸びることが出来たのです。 ドバイは石油資源が乏しいからこそ必死に産業育成と張り子の虎で虚勢をはって投資を呼びこんでいるのです。 どちらにしても奴隷船仕様のEKのYクラスは利用したくはありません。 逆に言えばアブダビの思惑一つでドバイは変わると言う事です。 実際EKはA380の調達資金は自己資金ではありません。 対してEYは豊富な資金力を背景にドイツのAB、オーストラリアのVA、インドの9Wや他に出資して投資家と言うか傘下に収めています。 VAの場合はSQやNZも大株主なので傘下とは言えませんが。 MHの完全国有化が決まりましたが、マレーシア政府はEYに売却すると言う噂があったくらいです。 カタールも実態は中途半端なんですよね。
まあ、それでも何処かのエアラインとは雲泥の差でしょうが・・・ 流石、航空情報にはお詳しい。 実はエミレーツは好きではく、今のようにちやほやされる前から、 後部座席は奴隷運搬船と言われていて、これは今でも同じですから。 しかし、某旅行雑誌などのランキングでは今や上位常連。 でも、他人様のお金でもエアバス380を豊富に買えていて、 そもそも全席ビジネスの成功例もない上に、その代金すら払えず、 経営危機になろうとしているエアラインよりは、それなりのポリシー があるのは事実でしょう。 中東系を絶賛する訳ではなく、ここのエアラインがこの世の二極分化を 見事に象徴していることを本当は言いたいのですが。LCCがここまで延びたのは、 確かに価格戦略もあるが、逆にFSCが限りなくLCC化してきているため。狭い座席は 変わらず、そこに無理矢理、機内娯楽のためにモニターなどを組み込んでいるが、 今やそれすら利用価値がない。ほとんど人はタブレットなどで、自分の好きな 動画などを鑑賞しているのが現状。最近の長距離でも四方八方(と言ってもビジネス クラスでは数席ですが・・・)全員が、備え付けのモニターを使わずに自分の 電子機器の画面を見ていました。ならば、LCCのほうが明瞭会計(ひたすら酒を 飲む人や巨大な荷物を持ち込む人も同じ料金)だし、、、。 ぎゅうぎゅう詰めでトイレも順番待ちで、食事もなかなか片付けてくれないので、 動きたくても動けないエリアの向こうは・・・・、個室にベッドという世界が 実は同じ空間の中にある。アマン東京進出(あまり詳しくないが、多分所有者が 創業者から変わったため)も似たようなもので、1万円以下の熾烈な攻防を 繰り広げているホテル陣営と、アジアの富裕層をにらんだ一泊10万円程度の宿。 でも、黒船来航以前の日本の宿は酷かったので、今の宿泊特化の安い宿は評価しています。 ここでも良く出る質問が、”お勧めエアライン”とか”機内サービスは良いですか”ですが、 これも正しい答えは、”劣悪さが少ない航空会社”が指摘できる程度で、今や如何に不快な 時間を少なくするかです。この点、何処かの誰かのように、飛行機には乗らず、ひたすら 窓枠にかぶりついて”わーい絶景だ・・”とはしゃぐほうが賢明なのかも知れません。 でも不思議なのは、一年に何千回、泊数にすれば数万回も行っているはずの欧州へは、 何故か陸路ではないのですよね・・。 マレーシア航空は確かに対応は拙かったが、運が悪すぎました。 でも、人間って忘れるのが早すぎる。撃墜ですら、未だにどちら側がやったのもわかって いないのですし(情報戦であることを十分考慮すべきことなのです)。私は半分冗談で エアアジアが買い取るのではないかと言っていましたが。全然関係ないが、あの腹なんとか しろと思うのですが。とくにラフな格好になるとかなり醜い・・・。
Re: まあ、それでも何処かのエアラインとは雲泥の差でしょうが・・・ 興味深いお話、ありがとうございます。 頭は突っ込みませんが・・・。
横道にそれます 先ず、frau.goemon3 さん 横道にそれすみません。 EKはA380購入の為US$425万のシンジケートローンを組みました。 メインはアブダビの銀行で他2行はドバイの銀行です。 EKだけでなく、ドバイの大型プロジェクトはアブダビに見捨てられたら終わりなんです。 ドバイは産油量も埋蔵量も少ないのを理解しているからこそ脱原油に動いています。 本家が潰れたNEWSWEEKの記事を信じるなんて、JORGEさんらしくないと思います。 今BoeingがB777の新型を、対するAirbusはA330の新型を開発中ですがともに航続距離が伸びます。 Non-stopで飛べる都市が増えるのです。 そうすると中東の地の利は無くなり、ますます価格競争に走るしかなくなります。 今でも日本以外だとEKやQRってYクラスだけでなくFやCクラスもダンピング販売している国が多いです。 EYは分かっているので就航地の拡大路線に走っていないのだと思います。 トニー・フェルナンデス氏はMHの体質に嫌気をさして、MHの役員を降り資本を引き揚げたのです。 旧UAと同様の自分たちの事しか考えないで改革を拒否する労働組合と既得権益を必死で守り改革を拒否する経営陣に嫌気をさしたのです。 MHはSQにまで頭を下げてマレーシア-シンガポール間のSQ/MI運航便にコードシェアまでしたのに。 MHとSQはマレーシア・シンガポール航空が分割した事になっていますが、全ジェット機、海外支店網、コンピューター(予約)システム、99%以上の従業員などの全てを引き継いだのはSQで、MHは5~6人の従業員と1機のプロペラ機からの再出発でゼロからの出発と同じでした。 スカイマークはバックがいないからですね。 エアバスもバック(保証)を要求しましたが、スカイマークは大手の傘下に入るのを拒否したためこう言う結果になりました。 一番酷いのはHISでしょう。 スカイマークを立ち上げたのに、今回スカイマークの保有株を騒動の中一部とは言え売却したのですから。 BR(長榮)の立ち上げの時BoeingはBRに新造機を優先したんですよ。 バックが世界最大のコンテナ船の長榮海運ですからね、信用力が違います。 航空会社は自分に合う合わないがありますからね。 他人が良くても駄目ですね。 後はマスコミとCMに騙されない事ですね。 AYがヨーロッパ最速と広告展開していますが、Cクラス利用でフランスやスペインだとヘルシンキから先狭いヨーロッパ域内線機材に長時間乗る事になります。 嫌ですね。 Yクラスだって域内線じゃサービスレベルが落ちますからね。
Re: EKにの資金力? AtoAさん、昨日に引き続き、コメントありがとうございます。