ドイツお勧め地

バーンカードのことは詳しく知りませんでしたが、安い上、早割のように紙屑になる心配もないので、それでもいいかと思います。

早割も1週間～10日など時間のない旅で２，３区間だけならいいでしょうが、1か月もの旅で全部早割なんて例は当掲示板ではありませんでした。

さすがに20区間以上の予約は最初が乗れないとドミノ倒しになる心配があるからでしょう。

過去ログで1か月の旅を参考にされるといいですよ。

1か月ですと欧州一周が大半ですが、「1か月もあるので、列車は予約なしで自由に回りたいです。できればYHも予約したくないでのですが予約は必要ですか？」という問が多いです。

オフなら可能ですが、シーズンは満員のことも多いので、安くならYHの予約をとアドバイスします。

列車は実は1000回ほどヨーロッパの列車に乗って立った記憶がないので、一人なら多分大丈夫でしょうと答えます。
ただ特定曜日、特定時間は座れない可能性もありますとも。

パスの場合、独、スイス、オーストリア、チェコなどは予約せずに駅に行き、乗車可能な直近の列車に乗れるのが最大のメリットなので。

15日のジャーマンレイルパスは1日当たり4100円ですが、同じく高速列車（新幹線）、特急に乗り放題のJR東日本の大人の休日倶楽部パス（50歳以上のみ）は1日当たり3750円です。以下おときゅうパスと略。

新幹線乗り放題でこの激安値段ですから、大変な人気で発売が1日3万枚までの制限付きになってしまいました。

ジャーマンレイルパスのほうが若干高いですが、年齢制限なし（10～40代でもOK）、おときゅうパスはJR東日本だけですは、ジャーマンはDB全線のほかプラハ、クラクフ、、ベネチア、ブリュッセル、インスブルックなどへも行けるのですから乗車範囲がまるで違います（４倍以上）。
おときゅうパスは連続使用しなければなりませんが、ジャーマンは1か月のうち好きな〇日間でいいので使いやすいです。

JRではこのおときゅうパスと夫婦で88歳以上が新幹線・特急グリーン車乗り放題のフルムーンパス、欧州28ヵ国高速列車・特急乗り放題のユーレイル・グローバルパス、そしてジャーマンレイルパスが一度は利用したい究極の鉄道パスだと思います。

これがジャーマンパスを勧める理由のひとつです。

15日全部パスでなくてもいいと思いますが、自由に回れる7日はジャーマンレイルにするといいかも。

なお、ミュンヘンからインスブルックへは無料の特急ECでなく、ガルミッシュ経由の普通列車で行くほうがいいかも。


国境のミッテンヴァルト～インスブルックの運賃が別払いになりますが、ガルミッシュ～インスブルックはヨーロッパ車窓展望ベスト10区間のアルプス越えの絶景です。この風景は絶壁を行く列車からしか見れません。バスとは月とすっぽんの違いがあります。

なお、自由に回れる日の候補として以下をお勧めします


ハイデルベルク（ドイツで最も牧歌的で美しい街としてゲーテやシューマンなどヨーロッパの文豪、芸術家の多くが絶賛）
ロマンチック街道（ローテンブルク、ディンケルスビュール、ネルトリンゲンの珠玉の３つの街は必訪）
ゴスラー（数百軒ものドイツ一の木組みの街）
ドイツアルペン街道の3カ所（ガルミッシュ、ミッテンヴァルト、ベルヒテスガーデン）

特にスイスに劣らぬアルペン街道へはぜひ、なぜならあなたの訪問予定地はすべて街なので。大自然も2，3カ所混ぜると飽きません。

検索して、行きたくなったら、ぜひ。