欧州31ヵ国の列車乗り放題のグローバルパスの4日連続パスが最適かも知れない？

ドイツ内だけの移動なら当掲示板での通りほとんどの方がジャーマンレイルパスを利用されてるようですが、
今回の旅程だけでは同パスが使える区間は往復パッサウ経由としてもパッサウ～ベルリン～ポツダムと、ポツダム～ベルリン～ドレスデン、ドレスデン～ベルリン、ベルリン～パッサウで4日連続ジャーマンレイルパスは€280（27歳以下でも€220）でウイーン～パッサウは別払いとなるので、その都度切符のほうが安いかも？

ウイーンからの4日の鉄道旅以外の旅程がわからないのですが、もし、オーストリアや近隣（チェコ、ハンガリー）なども回るなら欧州31ヵ国の列車乗り放題のユーレイル・グローバルパスの利用をお勧めします。

旅程がウイーン発着の4日間だけとしても、もし27歳以下なら同パスの連続4日パス利用が激安です。€165（約2万5円）でレス３での合計額は€173.50ですから、何と早割よりも€8，50も安いのです。
28歳以上としても€210ですから、差額はわずか€36.50

パスの利点はどの国の列車も乗れるので、片道は前回レスで書いたプラハに寄れることです。
ザクセンスイスの車窓絶景とプラハ観光代金と思えば安いでしょう。
プラハに立ち寄らないとしてもウイーン～ベルリン間を往復するのに、絶景区間として知らない人はいないプラハ～ドレスデンを経由しない方はまずいないでしょう。左右の車窓ともいいので往復プラハ経由にする方も多いですから。

しかもグローバルパスなら予約なしにICE,ECなどどの列車にも乗れますから、連日の移動や音楽会の疲れなどで早割列車に乗り遅れるという心配ありません。
ウイーン→ベルリン、ベルリン→ドレスデン、ドレスデン→ベルリン、ベルリン→プラハ、プラハ→ウイーンの5区間とも都合のいい時間帯のICEやEC，RJなどに乗ればいいのです。
この精神的余裕、自由な感覚はお金では買えないものです。

旅は人生の一部で、人生と同様予期せぬことがよく起こります。ハプニング、失敗の連続と言ってもいいでしょう。
種々な理由で早割列車に乗れずに、普通乗車券を買い直したら、1～2万円もした。これなら最初からパスにすればよかったという話はよく聞きます。

あなたが最初ジャーマンレイルパスを考えたように、「あらゆる事態にも対応できる」鉄道パスを第一選択とすることは実は賢明なことで、旅通の多くが最安値段ではなくてもパス代を最良の旅とするための都市間移動の「必要経費」と考えていることが理解できます。