今年8/8バルセロナ その2

2回目はコロンブスの塔のそばのドゥラサーネスという駅で地下鉄に乗ろうとしたとき。改札を入る時から、私が切符で開けた改札の入り口で、私の後にぴったりついて2人くらいの10代と思われる少年少女が無賃乗車でくぐり抜けました。おくさんは私の前を歩いていましたが、どこから集まって来たかさらに2−3人の少年少女が・・そして、私とおくさんの間に割り込んできます。そのまますぐホームでしたし、ちょうど電車が来たところだったので、おくさんはすぐに電車にのりましたが、その少年少女らが入り口のところで塞いで私を乗せまいとギャーギャーなにやら叫びます。まあ、入り口のところで4−5人でブロックしているだけで、電車の中はすいているので、東京の満員電車で鍛えられた人間にとっては乗るのはわけありません。電車の入り口に手をかけてぐっと乗り込んで、さらに中に入って行くと、少年少女らは電車をおりてゆきました。最初は、おくさんだけを電車に乗せて、電車の中で何かしようという魂胆かとも思い力づくで電車に乗りましたが、よくよく考えてみると、ペアを引き離して、後の人間が焦って乗り込むという状況を作り出して、その間、貴重品に対する注意がおろそかになっているうちに何かスリ取ろうという作戦かと思われます。まあ、今回は「ゴミ」ポケットは手つかずでしたが、フックがかかったチャックを開けようとしたフシが・・フックをつけたままでも指2本くらい入る程度開けることはできますが、そのくらい開いていましたので。ただし、この隙間からサイフとかクレジットカードなど出すことは不可能。というわけで、2回目も未遂に終わったのでした。

私もスペインは今回が初めてでしたが、どうやらスリはどこにでもいるようでして。1回目のオッサンは元々私の閉め忘れの可能性もちょっとあり、その場合は単なる変なオッサンですが、2回目の少年少女らは明らかに犯罪を目論んでおりましたのでね。ただ、スリや置き引きは、事前の準備とちょっとした注意力があれば十分に防げると思います。個人的には、なにしろ観光ですから、あまり周りの人間観察ばかりになるのもつまらないので、多少油断があっても、なかなかサイフなどにアクセスできないよう厳重管理状態にしておくことの方が好みです。飲み物とか買うときにはチト面倒ですが。

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1件のコメント

  • Re: 今年8/8バルセロナ その2

    >多少油断があっても、なかなかサイフなどにアクセスできないよう厳重管理状態にしておくことの方が好みです。
    そうですね。開けるのに時間がかかるというのは大事ですよね。

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