たまに使いますが用心しないと結局高くつく航空会社ですね

こんにちは。ライアンエアーはたまに使うのですが、「基本運賃だけ安くして、他にいろいろと追加料金を設定することで採算をとる」という商売なので、用心しないと結局高くついてしまう航空会社ですね。

まず搭乗口でのスタンプのチェック(ライアンでは「ビザ・チェック」と呼んでいました)ですが、EU市民以外の乗客は搭乗券に「ビザのチェック済み」(要は不法滞在の外国人ではないというお墨付きです)というスタンプを押してもらう必要があります。空港でセキュリティ・チェックに入る前に、通常は出発ロビーのチェックイン・カウンターでこのスタンプをもらいます。ヨーロッパに短期の旅行をする日本国籍者は通常、観光目的のビザ免除プログラムでビザ無し渡航してますので、パスポートの出入国記録で日本を発った日付が確認できればスタンプがもらえるはずです。小さい空港だと慣れていない場合もあり、空港職員に聞いてまわってやっと担当者が見つかったということもありました。空港には早めに到着なさったほうがいいですね。

オンラインチェックインはフライト出発時刻の15日前から4時間前まで可能ですので、ご自宅またはプリンターのある場所にいるうちにチェックインして搭乗券(boarding pass)をプリントアウトしてしまえば追加料金はかかりません。

そのほか、予約から実際の利用に至るまでの詳しいQ&Aがライアンのウェブサイトにありますのでご一読なさることをおすすめします。==> http://www.ryanair.com/en/questions/

ライアンが発着するアリカンテ空港のロケーション等はこちらの空港ホームページ(http://www.aena.es/csee/Satellite?cid=1049437849176&pagename=subHome&Language=EN_GB&SiteName=ALC&c=Page)でご確認ください。また、マドリッドは大手航空会社も使っているバラハス空港を使用しています(が、念のため搭乗券の表示をよくチェックなさってくださいね)。

さいごに...ライアンエアーはじめ格安航空会社の座席は「汚なめの乗り合いバス」並みに汚れていることが多いので(掃除する間もなく同じ機体を使いまわして運航している)、神経質なタイプでしたら「濡れティッシュ」の携帯をおすすめします。でも、掃除しやすいように座席が布張りでなくビニールレザー張りなので、拭けば気持ちよく使えますよ。

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1件のコメント

  • 10/10/08 08:11

    ありがとうございます!

    詳細な情報ありがとうございます。

    やはり安いということはいろいろありそうですね。
    あれから評判を調べてみると、遅延、荷物紛失等出てきてちょっと腰が引けています。
    でも安い!

    教えていただいた中ではビザチェックの場所が一定していなくて、下手すると空港職員も知らないというのが一番不安です。チキンなもので。

    経験者の中に、ゲートでスタンプ頂けると聞いて、長蛇の列に並んで行ったら、「ここではない」と言われた、というドキドキする話も。

    ただ、15日前からチェックインできるのなら、そこまでプリンターから離れる長い旅行も少ないので、プリンターに関しては何とかなりそう。

    席はどこでもいいのですが、、、。

    いろいろ詳しい情報ありがとうございました。前回イベリアで欠航の代替便がなかなか確保されず、高い航空券を購入する羽目になったので、ライアンにしようかと思いましたが、どっちもどっちかなぁ。

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    機内持ち込み荷物1個限定というルールは、現場によっては割とルーズかも

    情報がお役にたったようで、よかったです。

    機内持ち込み荷物はハンドバッグも含めて1個だけという原則についてですが、私が乗った現場(ただしスペイン路線は使ったことがありません)ではチェックがルーズでした。

    最初に乗ったときは、ルールを厳守してハンドバッグを機内持ち込み手荷物に押し込んで1個にしたのですが、結果的には荷物の個数のチェックはされないまま搭乗しました。他の乗客もハンドバッグやポシェットに大き目のバッグの組み合わせの人が多かったです。なーんだと拍子抜けしました。

    とはいえお乗りになる路線ではチェックが厳しいかもしれませんので、あらかじめ荷物を1個にまとめておき、搭乗してから貴重品の入ったバッグを取り出して手元に置いたほうがいいですね(貴重品の入ったバッグを荷物入れに置いておくのって不安ですから)。

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