Re^3スペインと言えば...... 旧掲示板で、どなたかが堀田善衛氏の『スペイン断章』を紹介していらして、行く前≪予習≫しました。また、ほかに同じ著者の『ゴヤ』も読みましたが、スペイン(に限らないのでしょうけれども)の複雑な、艱難辛苦の歴史に圧倒されてしまいました。 堀田氏の感慨に寄り添えば、どんなきびしい他国の支配よりも、フランコのいわば“裏切り”の方がより爪あとが深いという印象を受けましたが、今はどうなのでしょうね。 この夏は、私はハンガリーに行ったのですが、ここもまあ、惨憺たる歴史でした。 考えてみると、私はスペインでローマの遺跡を見、また、ハンガリーでも見たのでした.....ローマってほんと大きかったんだ、今更ですが。 ところで、コーヒーもあまりに複雑なオーダーになると、他の場面の語彙とつりあいがとれないから生かすことができません。 残念~
それは・・・ Moguraっちが、旧掲示板で立てたトピ「スペイン断章」ですね。 いままた、分離方向に向かいつつあるのか、Catalunya地方が 更なる分権を求めて、中央政府に提訴しているようですが、 こうなると、黙っちゃいないのが、Pais Vasco/ Galicia という形だったようですね(ニュースを見た限り)。 まだまだこの国では、内戦の記憶は新しいようなのと、 逢坂剛氏の著作を読んだりして、スペイン内戦について、 考えるのですが、実に入り組んでいてわからない・・・ 例えて言えば、どちらもJoseが多すぎる・・・ ちょっと別の地方に入ると、文化言語が違ってくる上、朝ごはん の内容からして違うのが、スペインです。 そこで、珈琲の呼び方も違うので、こっちは一言で決めたぜ==33 と思っていると、細かい質問が飛んでくるのです。特にMadridは、 入るBar, Barで「この事?」という調子で念を押されました。 一番の誤解は、砂糖を入れないか、ぱらりん程度しか入れないと、 遠慮しているのかと勘違いされること。いや、余りに肉厚なお姿を 拝見し、そんなに疲れていなかった時は、入れなかっただけなのですが。 ローマ遺跡、どの国の人も、そこにあるから、別に感動も何も してないですね。ローマで見た遺跡が、一番腐食が激しいようですが、 現代と古代が隣り合っていて、その意味から楽しかったです。
Re: それは・・・/そうそう、そうでしたね。 >Moguraっちが、旧掲示板で立てたトピ「スペイン断章」ですね。 そうでした、そうでした、ありがとうございます。 懐かしいです~。 私は残念ながら、スペイン語はゼロ、英語もまともな会話をできるレベルではありませんので、現地で情報を得る、あるいは、Barなどでさりげなく会話に加わって彼等の心の奥を推し量る、などということは到底かないません。 ですから、本で読んでいるスペインと、実際に旅しているスペインとの間に奇妙なギャップがありますね......。 逢坂剛氏の本は今だ読んでいないのですが、 学生時代(たぶん旅クマさんがお生まれになる前かな....?ギョッ。)読んだものでした『誰がために鐘は鳴る』や『希望』などに出てくる地名のいくつかは、何の知識も持ち合わせないままに親しい感じがして、ブルゴスなどいつか訪れてみたいと思っているのです.......。 先年のスペインの旅の際、ロルカの記念館に行けなかったのは心残りでした。 >ちょっと別の地方に入ると、文化言語が違ってくる上、朝ごはんの内容からして違う..... ふ~む。 朝ごはんを思い出そうとしているのですが。 ホテルに泊まっていては駄目だったかな? 次回スペインに行けるとなったらば、「コーヒーには、お砂糖もミルクもたっぷり入れてください」と、それぞれの地方でどういうのか調べていかなくちゃ! *ローマの遺跡を早く本家のローマで見たいものだと思っているClioです。