Re^2: 気になる表現 kiyaさま 私も、昭和の時代に国語を習いました。そして、今こちらで日本語に関わる仕事を致しております。ですから、余計に「耳に引っ掛かって気になり、寝られなくなりそう!」な表現がたくさんあります。 しかし、古代からの言葉や文法の変遷から鑑みて、こういう言葉遣いもあって仕方がないのかもと思いながらも、私は私自身のスタイルを死守しております。最近の、「ら抜き言葉」や「受身形を敬語に適用する」などは、私の辞書にはありません。 「かなり無事に」 旅行前、「大丈夫かな、ちゃんと出来るかな。」と心配していたとか、道中いろいろあって、やっとの思い(!)で帰った来たという時には、なかなか楽しい表現だと思います。(書き手の方に、それだけの言語能力があるかどうかは別として)でも、それ以外でしたら、かなり怪しい表現のような気がします。 「帰国してきました」 これは、もっと怪しい! 「帰国する」というのは、その動作をする人の「祖国に帰る」ことです。(私の場合は、英国・日本と両方に使えます)ですから、もう方向が決まっていますので、「て形」に「来ます・行きます」を付ける必要はありません。 な~んて、偉そうに解析してみました。 他の方もおっしゃっていましたが、その文章からその人のバックボーンが見えてしまうのも、興味深いことですね。 だからといって、皆様、どうぞ畏まらずに、これからも素敵な日本語をお願いいたします。
それでは、 はっつさま お休みなさいませ (このトピとは違うレスに、こちらの方こそ気持ち悪くなりそうな文章がありましたね。)
電話中、故障中 すみません、ここに付けさせて貰いますが。 帰国して来(き)ました。 旅行に行って来(き)ました。 出張に行って来(き)ました。 私なら、帰国しました。旅行して来ました。出張して来ました(上司に報告した時の反応如何に?)。と。 いえ、なるだけ文字が重複しないようにと習いましたので。 赤電話に「故障中」の張り紙に違和感を感じるか感じないか、私は前 者ですが。私の電脳は故障中?。
Re: 穴ポコを埋めるのが好きなので。 帰国して(掲示板に)きました。 かなり(大変でしたが)無事に帰ってきました。 旅行よりダンナから開放された方がうれしかった みたいだね。 故障中は故障より修理する予定があるってこと じゃあない?。
NHKの「言葉おじさん」によると はっつさんへ 「~中」を使って表現できるのは、人為的な行いに限られ、一時的な状態を指す場合が正しいとのことです。 たとえば「工事中」は主体が人であり、工事は一時的なものでやがて元の状態に戻るのが前提になっているから 正しい使い方なんです。 赤電話に「故障中」の張り紙は、主体が人ではなくて機械ですから間違った使い方といえます。 ただし、厳密に言うとでありまして、「故障中」に違和感を感じるか否かは人それぞれ。世代によっても差があって 若い人ほど気にならない。また過去には違和感を感じる人の割合が多くを占めても、現代では寛容になってきて います。 よく耳にするのが、プロ野球選手の「肘が故障中」。これなどは違和感を感じない人が多数を占めるでしょう。 さて、掲示板に書き込むのなら、できるだけ正しい日本語を使いたいものです。 誤字・脱字はどうしても見落としがありますから仕方ありませんが 読み手の側がある程度寛容になっても、書き手の側のあまりにも正しくない、おかしな文章を目にすると やっぱり、文章は人を映す鏡ですから、書き手の性格とか人となりが伝わってきますね。 もっとありていに言えば教養が疑われる。 それじゃご本人にとっても損ですよね、こいつバカじゃないか ? なんて誰も思われたくないはずですから。 若い人たちには、できるだけ正しい日本語 = 文章を使えるようになってもらいたいですね。 それから、内蔵介さんが「こんにちわ」を指摘していましたが PCのワープロソフトでは変換できませんから、わざと使っているのでしょうね。 「こんにちは」じゃなくて敢えて「こんにちわ」を使う人は、若い人だと分かりますから ちょっと微笑ましく感じます。 時代とともに言葉遣いも変化するとNHKも言います。 とりわけひどい文章は褒められたものでありませんが 文章に少しでも個性を出したい思いがあってのことなら、その思いをくんであげて あまり杓子定規になりすぎず、厳しい態度で臨まなくてもいいと思います。