ズズッは日本でもお行儀は良くない気がしますが・・・ Lacatus Marius さん うーん「音を立てて食べるのは日本の文化・・」はちょっと無理があるのではないでしょうか。 お蕎麦はもともとは屋台の立ち食いです。江戸の職人さんの小腹を満たす食べ物ですから、ささっと食べるのが本来で、パッと食べてパッと立ち去る・・ために勢い良く食べる、いえススル、噛むなんてのは粋じゃねえ・・というこれはこれで別の文化体系?と考えますがいかがでしょう。 また蕎麦はある意味香り・・の食べ物ですすることで余計にその香りと食感がます不思議な食べ物です。 でも基本的には本来の正餐には登場しないはずのもの。 うどんものんびり食べていると伸びますのでこれも手早く掻っ込む・・つまりお行儀以前のファーストフードです。 ですから チャントした料理膳で出てくるソーメンの入った吸い物椀やウーメン(温麺)などは ズズッとやってはいけないものです。 食事の際 むやみに音を立てるのはもちろん日本料理でも原則的に厳禁のはずです。 ですから やっぱり「音を立てて食べるのは日本の文化・・」は<異議あり!>です。 つまり お蕎麦やラーメン、うどんはテーブルマナーを云々する場には登場しないお料理?ではないのです。 もっとも 私はお蕎麦やうどんを音を立てて啜る食べ方については、面白がる異人さんにはこう説明しています。 「日本人の感性は何事も味わうことにあります。五感を研ぎ澄ませて全身で味わうのが日本流。だから お蕎麦の香りと漬け汁のカツオ節の香りが瞬間的に混ざる一瞬を嗅覚で味わい、その一瞬を耳でも味わう。この料理はうまり瞬間のものだと・・」 まあ 勝手なコジツケですが<音をたてて食べるのがとんでもない無作法だ>と決め付けるかれらを煙に巻くには結構効果があります。 さらに本来は職人さんの食べ物で急いで食べるのがルールだったと付け加えています。 前にも書き込みましたが、幕末の咸臨丸でアメリカにわたった使節団のサムライたちの小笠原流(たしか代表は小笠原XXだったはず?です)はサンフランシスコでも、その後のワシントンでも紳士の華と喧伝されたはずです。 つまり 他人に不快感を与えないという共通のルールがあれば多少の行き違いは充分理解されると言うことです。 もちろん 小笠原流礼儀作法(実際のは存じませんが)でも食事中の音出しは基本的にはダメなはずです。 もう一つムダ話です。 明治になっていい加減時が過ぎた頃、新橋(本当は柳橋)の料亭に小笠原公爵(子爵?)一行の予約が入ったのだそうです。 礼儀作法の家元とあっては芸者衆、中居、女将ほか一同極度の緊張のうちに無事宴果てて何事も無くお帰りとなりました。 ホッとした一同が なんだ、特に変ったことはないんじゃあないかい・・といいながら後片付けに入ったところ、お客様の使った箸が申し合わせたように先のほう一寸(3センチ少々)だけが汚れているだけ。召し上がった後の皿、椀の乱れの無さ・・。 気が付いた一同ヤッパリと愕然とした・・というオハナシです。 ホントかどうかは別としてホンモノのマナーは<こうするべき>ものではなくて<こうあるべき>心構えから自然に出てくるものなのかもしれません。 まあ そんな境地はとても私の及ぶところではありませんが他人への気配りを基本に自然体に振舞うことができたらそれで良い・・と思っています。 駄言御免ください。
例えば欧州の日本料理店で蕎麦やうどんを食べるときには? ぼうふらおじいさん こんばんは。 蕎麦やうどんにはそれなりに思い入れがありますので、マナー云々の正餐には 登場しない食べ物だ、という部分のご意見には素直になれません。 蕎麦やうどんが如何に大した食べ物かについての議論は限が無くバカバカしいので 避けますが角度を変えて具体的にお聞きしたい。 つまり貴方がパリとかロンドンの日本料理屋で蕎麦かうどんを食べるとき周りの客 の半分以上が欧州人であったらどのようにお食べになるのかということです。 郷に入っては郷に従えで、周りの客が不快かもしれないと慮って静かにモグモグと 食されますか?私はそんなのはイヤダイヤダです。その料理が作られたその国のやり方で 食するのが本来最も美味で好ましく、美しいとすら私は思っておりますので。 なお機内で出される麺などの食事マナーはまた別の話です。 あとむやみに音を立てるのは日本料理でも原則禁止というのは大筋賛成ですが厳禁と までは言えるかどうか。例えば茶道ではお茶を最後に「ズッ」と音をわざとたてて飲みきり ますがあれなど外人に言わせればば無作法の最たるものかもしれません。 どうでもいい事への異議申し立ての様に思われるかもしれませんが、貴方の他のトピへの幾つかの 書き込みなど拝見して貴方に敬意を払いこそすれ悪意などまるでないことを蛇足ながら申し添えます。
茶道をこの議論に持ち出すとは… N.N.さま こんばんわ お世話になります いつもご指導頂いております この流れに茶道の作法を出すのはいかがと? 貴殿はどの流派ですか? 私はこれでもある流派の看板を持ってますが 何か勘違いされているように感じます 何を根拠にされての発言でしょうか?
Re: 例えば欧州の日本料理店で蕎麦やうどんを食べるときには? N.N.さん、こんにちは。 難しい問題ですね。 >パリとかロンドンの日本料理屋で蕎麦かうどんを食べるとき周りの客 >の半分以上が欧州人であったらどのようにお食べになるのかということです 海外という郷に入っているのか?日本料理屋という郷に入っているのか?? どちらともいえると思います。 ただ、本題にかえってみて、テーブルマナーという観点から考えると一番のマナーは、作法にとらわれるのではなく、「楽しく食事ができる」ことが最重要だと思います。そのためには最低限のマナーとして、「他人を不快にさせない」ことも大事だと思います。 そばのすする音に関しても、自分の家や個室で食事していないのなら、多少の配慮が必要かもしれませんね。お互いの譲り合いこそ「マナー」なのではないでしょうか… >どうでもいい事への異議申し立ての様に思われるかもしれませんが、貴方の他のトピへの幾つかの >書き込みなど拝見して貴方に敬意を払いこそすれ悪意などまるでないことを蛇足ながら申し添えます。 私のレスも同じようにお考えくださったら幸いです。
Re: 例えば欧州の日本料理店で蕎麦やうどんを食べるときには? N.N.さん ご質問へのお答えをまず。 周りが日本人ばかりなら答えるまでもありませんが、ご承知のように最近はチャントした店?であればあるほど異人さん・・いえ非日本人(現地の方とは限りませんので)が主流になっているようですネ、その場合は多少のすすりこみは致しますが、なるべく抑えて頂くようにしております。 まあ ふだんからそれほど盛大にすすりこむと言う食べ方はしないほうですが・・。 まったくの音なしは これはまたこれで不自然と考えております。とくに海外でのお蕎麦やうどんは貴重品ですからゆっくり味わって食べたいものですので すぐお隣の席はご勘弁いただくとして、少し離れた席への騒音被害?は多分生じない程度です。 なお抹茶の喫し方についてはこれはまた別のお話だと存じます。そんなことを言えばドイツの田舎(とはいわずに)での大ジョッキを片手に大男がグビグビとやったあと、まるでマンガの主人公のようにプファーと心地良さそうに息を吐くのを見ました。 これなども食事作法から言えばXですが・・・。 つまりはたとえお行儀が悪い食べ方であっても本当に美味しそうに食べている人を見るのはけして不愉快なものではないのですからその当人が美味しいと思う気持を損わないように食べるのがあくまで基本でしょう。 ですからまるで1週間の飢餓状態の後のように食べたいのならそういうお店に行けばいいのでして、なにも気取った?人の集る店にわざわざ行くことはないのでは・・。 マナー(作法)はあくまで場の問題ではないでしょうか。 そしてまた限りなく本人<個人>の問題でもあるような気がします。特に食事の仕方にはその人その人の今までの生き方、暮らし方がどうしようもなく現れます。 ですから 回を重ねれば自然にそのこと<その場での違和感>に気が付いてくるはずと思っていますが。 <人の振り見て我が振り直せ> ウーンそうも行かないか。 *どうでもいい事への異議申し立ての様に思われるかもしれませんが・・・いえいえけしてけして。 こういう運びは 本来の楽しいお話のやり方でしょう。ご心配なく 今後ともよろしくお願いします。 あっ それと過分なるお言葉恐縮しております。
Re: ズズッは日本でもお行儀は良くない気がしますが・・・ まあ小生の書き方はちょっと極端だったかもしれません。 一方で「唇を振動させて食べる事は日本人の味覚の一つである」という小生の持論については如何でしょうか。 スプーンを飲む場合を考えて見ましょう。日本人のほとんどは口をスプーンに近づけた後、唇をスープに接触させて唇を経由させて飲みます。ヨーロッパ人の飲み方を観察してみると、スプーンを口に近づけた後、口をあけスプーン毎パクッと入れてしまうケースが大半です。スープが熱くてそれができない場合を除き。これに気がついて自分でやってみた時、何か物足りなかったのを覚えています。 もっとわかり易い例としてはヨーロッパ人と一緒に麺類を食べる機会が多くなると、自然に音を立てて食べられなくなってきます。ある日一人でインスタントラーメンを作って食べた時、思い切りすすって食べたら「あー、おいしい」と思ったものです。これはヨーロッパ在住が永くなった人、特に現地人の配偶者を持つ人には共通な現象のようです。 このように日本人が音を立てて食べる点については本能的・感覚的な部分に由来しており、仮に理屈でよくないとわかっても、断ち切るのは難しいだろうと思うわけです。
うーん 開放感では・・・ Lacatus Mariusさん おっしゃる感覚は判る気がします。 ですがマナーと言うのは自分のことではなく周囲の他人に与える不快感が基準なんではないでしょうか。 作法(マナー)はしょせん行動規制ですから何がしかの拘束感はのこります。 気にしようが気にしまいがです。 そして独りになったとき、気ままに振舞う快感は誰もいない日なたでスッポンポンでひっくり返る(失礼)のと同じです。 そこでは精一杯ノビノビと音をたててラーメンであろうとお蕎麦であろうと、お茶漬けであろう音を立てて食べましょう。 本来そういう食べ物なんですから。 くちびるの感覚・・味覚もわかります。 私たちは視覚、聴覚、触感、嗅覚、・・いえ第六巻まで動員して<味>を感じられる幸せな人種、いえ文化圏の住民と思っていますので。 でもこの喜びをよその国の人に洩れなく分ってもらうには、多分2-30年では無理そうですが。 もっとも分ってもらわなくてもいいかもしれませんね。
今後も教えて下さい 毎度のことですが博学恐れ入ります。 今後も教えて下さい。
調子に乗ってもう少し・・・ CXの麺は素麺・・はさすがだと思いました。 たしか製麺方法で素麺は油を使うので麺同士がくっつかない 、伸びないのでお汁に散らしてもぐずぐずにならないんです。 何もお蕎麦・・にこだわることはないんのですからね。 お蕎麦の余談をもう一つ。 時代劇に細長いおそばが登場するのは江戸の半ば以降のはずです。 それまではそば粉を練った<蕎麦がき>が主流でお酒の肴か、夜食だったのだとか。 それがいまのうどんスタイル・・麺になって急速に昼夜問わずの人気食品にのし上がったんだそうです。当時の呼び名は<蕎麦>ではなく<蕎麦切り>だったそうです。 あの本来まとまりにくい蕎麦の粉を麺にまとめたのはまさに文化ですね。 世界中で蕎麦を食する人はあんなにいるのに殆んどが<すいとん>風か、クレープ、ケーキかパンが殆んど。 あの食文化の帝国中国でも・・お蕎麦の麺はみませんですよね。 いい加減な聞きかじりの受け売りです・・失礼しました。
勉強になります ぼうふらおじいさん さん こんにちは いやいや 勉強になりますね 食べる姿を見れば その人とナリがわかる・・とかいいますが なるほどです 私も 「肘を付くな」とか 「犬食いは行儀が悪い」など あれこれ言われて育ちましたが 大人になってからだと 修正は大変ですよね(笑) ぼうふら お孫さんがおりましたら 手ほどきをされてくださいな 蛇足ですが 北米⇒成田 便の機内食で お蕎麦がでました 両サイドが 欧米人でしたが 上手にお箸を使って食べていました さすがに ずる・・ずる・・ はしませんが 長い麺を 1口食べても すすらないから 食べにくそうでした・・・ 一旦 口をつけたものは 元の器に置かないのかな?
機内食お蕎麦考 のりーたさん あの機内食のお蕎麦は長旅の帰りなら分りますが、この頃は何をトチ狂った?か成田発でもシッカリついて来たりしますね。 まあ もしかしたらその分来日の異人さん方にも案外人気だったりして・・・。 でもあの蕎麦もどきはなぜか団子になっていて そばつゆを付けてするするとはどんな達人でも無理な具合になっていますね。 昔 今話題の航空会社の人に上手な食べ方をきいたら単純にそばつゆをあの蕎麦まがい団子?の上にざぶっとかけてどぶどぶのまま器ごと口に持っていって食べるのが一番だとか。 そういえば 殆んどが団子状ですから下手にすすろうとしたら胸から膝から飛び散るおつゆで無残なことになりかねない。 つまり どうやってもツルツルっとは無理で良くてズルズル・・、まあ音なしで食べようと思えば私たちでも充分食べられます。 長めのお蕎麦は充分箸で切れるほどの伸び具合ですよね。 もっとも機内食も日進月歩・・・ほんとかなあ、ですからツルツルっと食べられるお蕎麦を出している航空会社もあるのかしら・・。 請う ご教授。 まあそれほどでもないのですが。
周辺に音を立てる人多くてね 20代後半知人 歯が悪いのか遠慮がないのかガチガチカタカタ 近所の爺さん ずるずるくちゃくちゃ 居酒屋で時々会うおにいさん チュバチュバシーシー 注意したことない勝手に嫌われてくれ