Re: ズズッは日本でもお行儀は良くない気がしますが・・・

まあ小生の書き方はちょっと極端だったかもしれません。

一方で「唇を振動させて食べる事は日本人の味覚の一つである」という小生の持論については如何でしょうか。

スプーンを飲む場合を考えて見ましょう。日本人のほとんどは口をスプーンに近づけた後、唇をスープに接触させて唇を経由させて飲みます。ヨーロッパ人の飲み方を観察してみると、スプーンを口に近づけた後、口をあけスプーン毎パクッと入れてしまうケースが大半です。スープが熱くてそれができない場合を除き。これに気がついて自分でやってみた時、何か物足りなかったのを覚えています。

もっとわかり易い例としてはヨーロッパ人と一緒に麺類を食べる機会が多くなると、自然に音を立てて食べられなくなってきます。ある日一人でインスタントラーメンを作って食べた時、思い切りすすって食べたら「あー、おいしい」と思ったものです。これはヨーロッパ在住が永くなった人、特に現地人の配偶者を持つ人には共通な現象のようです。

このように日本人が音を立てて食べる点については本能的・感覚的な部分に由来しており、仮に理屈でよくないとわかっても、断ち切るのは難しいだろうと思うわけです。

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1件のコメント

  • うーん 開放感では・・・

    Lacatus Mariusさん

    おっしゃる感覚は判る気がします。 ですがマナーと言うのは自分のことではなく周囲の他人に与える不快感が基準なんではないでしょうか。 作法(マナー)はしょせん行動規制ですから何がしかの拘束感はのこります。 気にしようが気にしまいがです。

    そして独りになったとき、気ままに振舞う快感は誰もいない日なたでスッポンポンでひっくり返る(失礼)のと同じです。 そこでは精一杯ノビノビと音をたててラーメンであろうとお蕎麦であろうと、お茶漬けであろう音を立てて食べましょう。 本来そういう食べ物なんですから。

    くちびるの感覚・・味覚もわかります。 私たちは視覚、聴覚、触感、嗅覚、・・いえ第六巻まで動員して<味>を感じられる幸せな人種、いえ文化圏の住民と思っていますので。

    でもこの喜びをよその国の人に洩れなく分ってもらうには、多分2-30年では無理そうですが。

    もっとも分ってもらわなくてもいいかもしれませんね。

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