Re: タッチ式改札のこと/たくさんぶらさげてしまってごめんさない! 記憶力にいささか不安を感じる歳となり、パリの地下鉄の改札のこと、子どもにちょっと確認しました! 子どもは2005-2007にパリに住んでいたのですが(そして私が訪ねましたのも、その間)、少なくとも当時はタッチ式ではなかったみたいです。 これを確かめてちょっと安心??しました。 ただ、むろん、徐々にタッチ式になりつつはあるみたいですけれど。 パリの地下鉄の改札は、バーが重いこと、ゲートの幅が狭いこと、かなりの難関でした。 スーツケースなど荷物をもって通り抜けるのはけっこう難儀でしたね。 でも、わかりやすくて、東京でも地下鉄での移動は敬遠しがちな私も、パリでは地下鉄をよく使いました。リスボンでも、もちろん! ~ところで、コインブラのホテルの庭は、泊まってしまえば普通でしたよ♪ でも、昨日たまたま捨てようとした古い雑誌にポルトガルのことが載っていて、この庭のあたり、悲劇の気配、とか書かれていました。 同じ景色、同じ場所でも、自分の心にある知識やイメージによって、印象はずいぶん左右されますよね。もちろん、シンプルに、ただ見てきれい!という景色もあるでしょうけれど、いろいろなことを知れば知るほど、さまざまな側面が見えきますね。 ポルトガルも、歴史的な日本との関わり、ポルト酒、タイルなど、それ自身見所いっぱいですが、私自身はタブッキ~ペソアを読んでから行ってよかったと思います。 汗をたらたら坂を上り下りしてレモネードを飲むと、『供述によるとペレイラは』が実感されましたよ~
Hotel Quinta das Lágrimas 最終章/ペソアとタブッキ Clioさん、 Quinta das Lágrimasの庭はParreiras通りにある涙の泉入り口から入ると ただでさえ雰囲気あり過ぎの木々がうっそうと茂る中で 枝の一部が白く塗られていたり、赤い紐が下げられていたりしていて、 もう、怖がらせないでよ!って感じだったのですよ。 「道しるべだから...」て連れは冷静でしたけど。 Hotel Quinta das Lágrimas HP >VISITA 360°>atmosfera に ちらりと不気味な絵が...? http://www.quintadaslagrimas.pt/ イネスの血に染まったという?泉の岩はしっかり載ってますよ。 お疲れでお部屋から一歩も出られなかったとかだったら...あらら... そばにはカモンイスの詩の碑がありましたよ。 綺麗な水の湧く空気の綺麗ないいところでしたよ♪ 私はペソア〜タブッキでしたが、読んで行ってよかったですよ。 『ペソアと歩くリスボン』のは典型的な街のガイドブックだったので 事前に地図でコースをたどってみたりして楽しかったです。 タブッキの『供述によるとペレイラは』レモネードを飲む場面が何度も出て来て印象的でしたね。 夏は(40度超えてませんでしたっけ?)リスボンはすごく暑くなるんだなぁと。 地元の人が汗だくになって暑いと言うんですから... リスボンは夏には旅行はしない方がいいと思いましたよ。 内容は衝撃的でもありましたね。 ポルトガルのある一時期のこと、善良な一市民が何か..に巻き込まれて行く過程がとてもリアルでした。 図書館にあったのでついでに日本での最新刊?の「ダマセイロ・・・」も えい!と読んでみたのですが、これもまた、警察権力の腐敗?を突くような硬派な内容で... その後、おすすめの『レクイエム』と『フェルナンド・ペソア最後の三日間』も読みましたよ。 「ダマセイロ・・・」のあとがきが「ヘルシンキにて」になってたけど、きわどいこと書いちゃったからタブッキさん、 ポルトガルでは身の危険を感じて逃亡したのかとか思ってしまいました。 そういえば、タブッキはシエナの大学の教授です? たしか、もう、ペソアからは離れるような話だったと思いますが... タブッキさんは今いずこ。 Clioさんがポルトガルのトピで「ペソアと歩くリスボン」を紹介されていたことから 思いがけず関連した本がたくさん読めて良かったです。ありがとうございました。 ちょうど本がどっぷり読みたいと思っていた時でした。