1カ月もあるなら...

話は違います。私なら，「拠点型」を考え，ゆっくりします。

「移動型」か「拠点型」かは，メリットとデメリットがあります。

「移動型」は，多くの観光地に行くことができますが，荷物が大変です。とくに欧州の列車は，プラットホームが低いため荷物の上げ下げが大変です。コンパートメントになれば，重い荷物でも網棚に上げる必要があります。

「拠点型」は荷物の移動を少なくするため，1都市に数日間泊まり，そこを拠点に日帰りまたは1泊旅行します。

すでにイタリア国内までは予定が決まっているので，その後について考えます。ベネチアからウィーンまでは，マルコさんご提案の列車（ゼメリング鉄道経由）がいいでしょう。ただし，夜行は避けて下さい。

ウィーンに数日，その間に1-2回，エクスカーションができるでしょう。ザルツブルグやチェスキークロムロフなどが考えられます。ウィーン発のツアーもいくつかあります。ウィーンからバルセロナに飛んで，そこで数日。ここでもエクスカーションでカタルーニャ地方やグラナダかなどへ行けばいいと思います。グラナダまでは格安航空便があります。

バルセロナからルクセンブルグは航空便が一番いいです。12,000円程度であります。

ご高齢の方のご旅行は，長時間の移動を避け，拠点型を基本とするべきでしょう。体調を崩されたとき，休むこともできます。また，あなたの場合，住居がルクセンブルグにあるのですから，途中で荷物を自宅に送り，軽減することもできます。

十分検討して下さい。