Re: 行き届いたホテル

>ヒートテックなど無かった時代

ちかごろ、さまざまな機能性新素材がいろいろ出ているけれど、短時間のスポーツ勝負などならともかく、旅行となると、どうなんだろう? 着心地として、体になじんで、くつろげる、という意味だと、いまだに結局、綿やウール、革や毛皮の方が、断熱性や吸湿性、伸縮性のバランスがよかったりする気も。高機能衣類ばかりで全身ばっちり固めている人って、それはそれで高いんだろうけど、逆になんだかどこか見た目が貧乏くさいし。まあ、こういうのは好みの問題だろうけど。

タクシーもうまく使いこなせるようになるといいよね。ただ、現地語がわからなかったり、土地勘がないと料金が予想できなかったり、運転手さんに当たりはずれがあったりで、疑心暗鬼になりがち。実際は、根っからの地元の人やトルコ系の移民の人が多く、あれこれ親切に教えてくれたりするから、ガイド料込みと思えば、慣れない土地では悪くない交通手段のひとつなんだけど。どこの国でも、昔よりは、業界内での相互監視も厳しくなっているから、無許可の不法白タクでもなければ、あまり無茶なことはできない。デンマークやドイツなどの最新型のタクシーだと、客席側にもカーナビのサブモニターがあって、最善の道筋と予想時間、予想料金が自動的に表示され、この道どおりに行く、ただし、時間と料金は、道路状況で変わるかもしれない。それでいいか、と聞いてくる。契約として、とても明朗な会計のしくみだ。

ホテルは、すかしたでかい単独のビルのより、街中の古い建物が、やはり良いね。窓が変な方向についていたり、間取りがおかしくて部屋の真ん中に柱があったりすることもあるけれど、寒いことはない。おっしゃるとおり、まず寝る場所として快適であってこそのホテルだ。それに、概して、そういうところの方が、個々の旅行者の必要に柔軟に応じてくれる。逆に、融通の利かなそうな雇われホテルマンだらけの半端な中堅ホテルみたいなのは、べつになにを頼んだりしたわけでもないけれど、それぞれ、それは自分の仕事じゃない、って、ホテルの中の連携がすさんでいて、ロビーからなにから全体に冷え冷えとした印象。たしかに街の印象まで悪くなる。

ミラノの件、ありがとう! いまあわてて持って行くものを揃え直したりしている(万能登山靴で行くつもりだったが、それこそ中がふわふわの防寒ブーツに変えることにした)ところだが、実際の出発自体はもうすこし先なので、その直前にもまだこの大寒波が居座っているようなら、ぜひ詳報をよろしくお願いします。 

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1件のコメント

  • 取り敢えずの速報?として

    浅丘さん、こんばんは。

    今朝(現地では深夜)ミラノの友人からメールが来ていました。
    旅行でイタリアに行かれる方はもとより、
    ローマでは積雪の為コロッセオが観光不可になっていると言う状況に
    彼女の事が心配だったのでメールを入れていました。

    昨日は最高気温がマイナス6度で其の2日前に『トリノ』に行かれたそうですが
    9時ごろ電車に乗ったらしいのですが、雪と氷の為に2時間ほど遅れ、
    帰りは3時間遅れと言う『酷い状態』だったようです。

    彼女はもう20年以上現地在住ですし、トリノにも月2回程この何年か通っているのですが
    かなりお疲れのようです。
    そのほかに月2回ヴェネチアのほうにも行っています。(この場合は泊りがけですが)
    なにぶん『現地在住』の方なので『ミラノでそろえられる装備』と
    日本国内でそろえる事の出来る装備では『かなりの差』が有ると思います。
    ご留意ください。

    浅丘さんご自身は今回はツアーに参加されるのでしたよね?
    それでも、このままの寒波が続けば『無事に旅程をこなせるか?』不安なところです。

    列車や路線バス頼みで旅行をされている方たちは
    『列車やバスの遅れ』も十二分に考慮して動いていてくださると良いのですが
    駆け足の旅行の上に宿も現地調達と言う方は『寒さと不安』で大変な思いをされているでしょうね。


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    申し訳御座いません。(滝汗

    毎度毎度『お名前』を間違ってしまっていますね。
    平にご容赦ください。

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