私は1ヵ月旅でも、キャリーケース派です。 一度、ハードタイプのスーツケースでポルトガルを旅したことがありましたが たしかに列車への積み下ろし、階段の上がり下がりはホントに大変でした。 友達と助け合ったり、幸運にも手をさしのべてくれた人が居たので 何とかなりましたが、それ以降の旅ではソフトタイプのキャリーバッグ (機内持ち込み可能サイズ)を使っています。カバン本体がとても軽いので 2週間程度の旅の荷物ですと、10kg以内に納まります。 1ヵ月旅でも、1週間旅でもこのソフトキャリーで回りますし、 同じカバンで約3週間の旅程で真冬のスペイン~ポルトガルを旅したこともあります。 この大きさなら、ステップのある列車への積み込みや 駅の階段での上げ下ろしも難なくできますよ。 実はこのバッグ、一般的なソフトキャリーと違うのが カバン本体とカート部分が分離するタイプなんですよね。 これだとカートが傷んでダメになったとしても、カートだけ買い替えることもできますし 飛行機の荷物預けの際もカートを外し、カバン本体だけ預けますから破損の心配がありません。 なので、ガタガタの石畳の道であっても躊躇せず引っぱっています。 このソフトキャリーとは別にもう1つ持っているカバンが 機内持ち込み可能サイズで2輪の車輪付き、そしてリュックにもなる2WAYバッグです。 車輪付き2WAYバッグの場合、車輪が背中について泥がつくので 車輪カバーのあるものを選べば服を汚さずに済みます♪ 私のカバンは車輪がファスナーでカバン内に内蔵されるタイプ、 しかも泥カバーも付いているので安心なのです・・・が、 実はまだ一度も旅先では背負ったことがありません。 と言うのも、石畳の上でもキャリーとして引っぱった方が楽だったからです(笑)。 そんな訳で、私個人の考えとしてはソフトタイプのキャリーケースが 最も便利なんじゃないかと思っています。(さらに背負えるタイプなら、最強かも・・・) 軽くてスマートなキャリーケースは中身も積み込みやすいですし、 カバンが箱型になっていることで整理整頓もしやすくていいですよ。 荷物がいっぱいでもうこれ以上入らないかも・・・と 一旦諦めかけても、ファスナーを途中まで閉めてキャリーを縦置きすれば 上部にワイン1本分くらいの隙間ができるのも、ソフトキャリーならではです。 3週間以上の旅行ですと、化粧水や乳液、シャンプー/トリートメント、洗濯用洗剤などは つい大きな容器で持っていきがちですが、小さな容器何本かに分けて入れておけば 無くなった順に容器を捨てていけるので、その分カバンに余裕ができるようになります。 また冬旅用に持って行く衣類についてですが、 できるだけかさばらないものを重ね着することで随分とスペースを稼ぐこともできます。 例えばセーターを持っていくなら2枚までにとどめ、 移動の際はどちらか片方のセーターを着る・・・ セーターもあまりモコモコし過ぎないものを選ぶのがポイントです。 圧縮袋も衣類のかさを減らすにはマストアイテムでしょう。 アームカバー、レッグウォーマーなど かさばらず、手足をダイレクトに温めるアイテムも有効でしょう。 アームカバー1つあればインナー1枚分の効果がありますし、 寒暖の差に合わせてすぐに着脱できるのでお勧めです。 寒さに弱い方なら、使い捨てカイロを利用する方法もあります。 夏用のパジャマに比べ、冬用のパジャマは意外にかさばりますから 軽量にこだわるならレギンスと長袖シャツなどはいかが。 ユニクロで販売されている薄手のフリース素材のルームウェアなども 思いのほかかさばらないので、冬旅には重宝します。 (・・・ただし、フリースは旅先で洗濯しにくいのが難点ですけどね) 冬の旅行中の服装については、外側(コート、ジャケットなど)はなるべく暖かいものを選び 内側はかさばらないものを重ね着で・・・が私のお勧めスタイルです。 おそらくポルトガルでは分厚いダウンジャケットは不要になると思いますので そのときは薄手のセーターが活躍してくれることでしょう。 (天気やその年の気温傾向によっても違いますが、 リスボンでは冬でも暖かい日は18℃くらいまで気温が上がることもあります)
私は三ヶ月旅行でも、キャリーケース派です。 18歳のとき北米で三週間ぶらぶらしていたとき以来ずっと、布製のキャリーバッグと小型のショルダーバッグです。 バックパックを使わない理由は、 ・ 私のファッションセンスに反する。 あんなものを肩に背負うと服装も限られるし、背中や肩にいやなしわがよる。 ・ 体格のりっぱでない者が背負うと痛々しい感じがする。 猫背になりやすく貧相な雰囲気。 昔、ニューオーリンズで見た若い男は背が190センチくらい。姿勢がよく大きめのバックパックも軽々と見えた。 ああいう体型でないとバックパックは似合わない。 アムステルダムで会った日本人の女子大生風は、体の半分くらいのバックパックを背負い、ずっと前のめりによろよろ歩き、あれでは腰を痛めそう。あまりに歩行が遅く車の多い通りではキケン。 ・ 160センチで48キロの貧相な体型の私でも、車つきのキャリーバッグは楽々と移動できる。 ・ キャリーバッグは歩行を止めるとき、下に置けばよいが、バックパックはずっと背負ったまま。 ・ 混雑するなかではバックパックは他人の迷惑。 前後を確認せずに背負ったまま振り向くのがいるので、私は思い切りぶつけられたことがある。 ・ 本人の体力に不相応な大きなバックパックは本人だけでなく、周囲の者も危険な目にあわせる。 サンノゼ空港で、大型バックパックを背負った若い(背が高い)女がエスカレーターに乗り、上で降りるときに後ろ向きに転がり落ちてきた。 バックパックを背負っている者にはとくに気をつけているので、大きく間を空けて乗り、落ちてきたときはすばやくよけた。 でも、その女子パッカーはすごい速度で一番下まで落下。 下にいたアメリカ人たちが、Oh my God!!と叫び受け止めようとしたが失敗。 ・ サンフランシスコのブランド店で、あのまんま入店して、店員からそっけない態度をとられるが気づかない。
間違い訂正(三週間 → 三ヶ月) 北米で三週間でなく、三ヶ月の間違いです。 小型のキャリーケースでも、三ヶ月旅行には十分でした。 みやげも少し買ったけど、荷物が特に増えたことはなかったです。
私も、1ヶ月でも、布製キャリーケース。 ただ、1月中旬~2月中旬の零下15度のヨーロッパに行く場合は、 重衣料のため、それではちょっとつらい。 大き目のキャリーケースとします。