ミラノのスリ

20年前に、ミラノの満員バスで集団スリに財布をすられ、
現金は2万円程度でしたが、クレジットカードを3枚盗られ、
使われてしまいました。カードの保険で損害は
補填されましたが、処理に半日かかりました。ミラノの
警察署には、日本語の被害届の用紙がありました。

それからカードを2枚に減らしましたが、使いすぎたため、
旅先でカードが割れ、キャッシングができるかどうか、不安な目をしました。

で、今、また3枚に戻しています。旅券とカードのコピーを取って、
カバンに入れておき、盗られた際に、速やかな処理ができるよう
心がけています。

ミラノのスリが国外唯一の被害です(国内では、釜山に出る直前に、広島バスセンターで
デイバッグの中のカメラを、女に盗られた。海外旅行保険で補償)。

未遂は、ブダペストのエスカレーターサンドイッチ強奪、偽警官、
ブリュッセルの行き手遮り強奪、汚いもの付け強奪、
パリのアンケート詐欺など、色々ありますが、今のところ、大丈夫です。

治安の悪い都市で、周囲に気を配っていると、だいぶ違います。
不特定多数が集まる場所で、向こうからこちらの判る言葉で話しかけてくる
輩は、一切相手にしません。

ブダペストの地下鉄のエスカレータで、屈強の男が不自然に前に割り込み、
上がりきったところで、コインを落としました。手口に気づき、
「こいつら、すりだ」と大声を出して、コインを拾おうとした大男の
尻を押したら、ころころと転び、後ろの男が落としたコインを拾って
逃げました。

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • 私は、ナポリのバスで被害に遭いました。

    くつろぎ様、身の引き締まるお話をありがとうございます。

    いつもなら、成田空港で両替などはしないのですが、その旅の時に限り夕刻到着だったので時間のロスと、両替の誤魔化しなども考えて5万円も両替してしまい、全て失いました。
    その時に限り、なぜか私が貴重品を持ち歩いていたのです。。
    獲った加害者は、すぐに使える状態のユーロ札(汗)
    犯罪者は、きっと喜んでいたかと思える位です・・・。

    現金ですので、保険会社での補償は一切不可能!でした。
    クレジットカードは、主人が親になり私が子供で入っていたので、主人がVISAへ連絡をして私の分はSTOP.
    かなりの時間を要しました。
    私みたいな観光客がいるから、仕事が盗難のような感じで、観光客狙いの犯罪が増えるのですよね~(涙)

    私がナポリそ警察へ行った時には日本語の書類はなく、英語の話せる方もおらず本当に訳わからず時間のロスをしました。
    旅の始まり日本出発して2日目の出来事です。
    現地の方に話したら、「ケガしなくて良かったね!」と言われて「そんなレベルの土地柄!!話なんだ~」と驚きました。
    父は柔道をしてましたが、今では老体です。
    父の安全も含めて気を付けます。
    私も、心掛け一つだと思いますので現金とカードはコピーして少量にします。

    • いいね! 0
    • コメント 0件