割とアバウトかも…

そうですね！一見、人々も寡黙でキッチリして見えますよね！これまでに延べ2か月近く滞在しましたが、現地ツアーの迎えが来ない、レストランの請求額が多い、CD屋で大人買いしたら支払より多い釣が返ってきた…うえに袋に1枚CDが入っていなかった、など。アイスランドファンの知人も、ツアーの迎えが来なかった人数名、各種ダブルブッキング、（私は現金主義ですが）クレジットカードならまさか…と思ったらレストランでクレカ支払した人が「請求額が多い…」、ホテルのフロントで別室の鍵を渡された、などネタに困りません。現地在住の知人は「旅行者なら笑えるかもしれないが住んでいると各種手続の度に怒り爆発」とも。一方、冷たく見えても話すと非常に暖かく、話し好きの方も多く、バス停でバスのシステムについて尋ねたら何故か火山談義になったり…。また色々な意味で適度に世話を焼いてくれます。何事も無く過ごす人も勿論いますが、私は観光名所を周るより、こうしたことが愉しいです。

歴史にご興味があるのですね。国立博物館とアゥスバイル…が鉄板ですが、首都中心地で時間が少しできることがあれば、Reykjavik 871±2 という、マルチメディア展示を謳う資料館があります。小さい施設なので、何かのついでがあれば。Hotel Reykjavik Centrum の地下にあります。ホテル建築の折に地盤を掘り返したらヴァイキング時代の居住跡が見つかり、最初の入植のころの遺跡では！？と資料館をつくり保存することになった、という由来。マルチメディアを謳うには物足りない装置ではありますが、そこから居住区が移されたのは地熱による湿気のせい、とか、アイスランド人のルーツ（アイスランドは遺伝子調査でも有名です）とか、当時の葬送の風習とか、アイスランド語の語源、などの仮説につき説明がなされています。血液型と性格の関連をどう捉えるかはさておき、私と同じO型人口が多いことも…だからアバウト？