やはり４国で２週間がベストチョイスでは？

見どころがないわけではないですが、２週間の旅の場合、どちらかというとサブな感じですね。地味ながら味があるといったような。

ポーランド一周にバルト３国を付けるとか、驚かれていましたが、北欧４国にバルトを足すとか。この掲示板を１０年は見ていますが、バルト３国だけで２週間もかける方は初めてかと。

別に悪いことではありませんよ。１国に２週間もかけれれば、ゆっくり旅できていいのになあと思ってるでしょうから。

ただ、現実には
バルトの場合は小さいので３国で１国扱いの感じですが、なかなか休みが取れない日本人勤労者は３大連休を中心に１国を現地１週間（日本から往復９、１０日）前後という方が圧倒的に多いと思います。

で、１国１週間どころか、オーストリア、チェコ、ハンガリーといったバルト３国よりははるかにおおきな国の首都ウイーン、プラハ、ブダペストを１週間、または北欧４国首都+フィヨルドでを１週間強といった周遊もごく普通にされています。

北欧４国+バルト３国２週間に驚かれていましたが、ツアーでは８～１０日で北欧４国周遊は定番で、個人でもヘルシンキ～ここのみフェリー～ストックホルム～オスロ～フィヨルド周遊（１日でベルゲン鉄道での移動を含み可能）～ベルゲン～オスロ～コペンハーゲン（すべて列車）が８～１０日あれば十分できます。

これにバルト３首都１泊ずつを+して３国内移動に１日+すれば、北欧９日バルト５日の配分で問題なくできます。

ただ、それでは北欧４首都+フィヨルド＆ベルゲン程度しか見れないので、普通はバルト３国は含めず、４国の地方の名所を加え、３国のうちヘルシンキから高速フェリーで１時間半のタリンだけ加えて４国+タリンで２週間（時間のない方はタリンも入れ１０日間）というほうが一般的です。

でも、おまけ的につけたタリン日帰りが北欧４首都よりも、よかった、１泊したかったという方が多いのであなたの高校以来のバルトへのあこがれが見当はずれでなかったと思いますよ。

北欧４国、バルト３国を通じて街ではタリンが一番いいかも知れません。

ただ、時間のない人は３首都移動空路なら１泊ずつの３泊４日、列車・バス移動でも５日で済ます方も多いので、日本のシンドラーゆかりの古都カウナス、十字架の丘を加えても１週間以内でもいいかも知れません。

ポーランドもメインのワルシャワ、グダンスク、クラクフ、ヴィエリチカ、アウシュビッツ、ザコパネだけなら列車周遊でも１週間で可能なので、最初のプラン通り３国+ポーランドで２週間とすればいいのでは。

３国のうちリトアニアはポーランドと、エストニアはフィンランドと民族、民俗、文化的に深いつながりがあるので、バルト３国とポーランドまたは北欧を一緒に回るのはいいと思います。