感心しました

本の細かいところは憶えていないのですが,夏草やさんはよく緻密に読んでいらっしゃると感心しました。この本自体がそうですので,まさに正しい読み方だと思います。

題名は「縄文語」ですが,実は後半の弥生語,特にアクセントの変遷やバリエーションに関しても大変興味深かったと思います。

どの言語でも方言の比較や分析は面白いですが,日本語は特にそうですね。ネット社会で地域性がなくなりそうで,方言の存続が危惧されますが残っていって欲しいものだと思います。

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1件のコメント

  • 気づいてくださり、ありがとうございます

    Muumilaaksoさん、こんばんは

    ずいぶんと前のやり取りへの返事だったにもかかわらず、コメントを返していただき恐縮です。
    言語間の関連や歴史的変遷を推定する手段の一つをボンヤリとでも理解でき、今後は旅先で聴く言葉がより興味深く聞こえるかもしれないなあと期待しています。

    書き残す手段がない時代の言葉や歌は残らない。それでも、いや、それだからこそ、知りたいわけで。いかに緻密にロジックを組み立てようが、前提の一つも読み間違えば結論が妙なことになり、批判を浴びるに違いない作業過程を、果敢にかつ分かりやすく見せてくれた小泉保さんに感動しました。

    ではまた!

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