トラッキング火災・・・・消防庁の実験

フレンチ☆☆さん

>上記の記事を参考に推論すると、タップに何らかの粉末や塵や糸屑が付着してショート(短絡)した、というのが、"なぜでしょうか?" の一つの答えになると考えます。

>同様の現象は、家庭で使用中のコンセントに綿埃がたまりショートし発火、あげくに火事になることがあるようです。

トラッキング火災に関しては、10年以上前消防庁が再現実験をし、NHKで放映されたことがあります。

現象の説明は下記に書かれています。

http://www.jeea.or.jp/course/contents/10103/

コンセントあるいはプラグの極間の材料の炭化(アンモニア・・・ペットでしょうか?)や、糸くず・埃・水分などで絶縁性能が劣化し、極間スパークを発生すると言うメカニズムです。

この場合、人が何もしなくても発火するので大きな火災になることが多いようです。

再現実験の映像はプラグ(新品)に糸くずを巻きつけ、それに電気を通す水分を流してようやく発火に至るというものでした。

この映像を見たとき熱帯魚を飼われていた人が「一度水槽の裏のコンセントを掃除した方が良いな」と仰せでした。

年中通電、水槽の裏で滅多に掃除しない、水分が多い、埃が溜まる・・・条件揃っています。


これとは別に、機器に通電した状態でコンセントを抜き差しすると、電流が少なくてもずアークが発生するばあいがあります。(但しこれは極間ではなく、プラグとコンセントの空間放電)

コンセントの差込口に綿埃が多い場合はこのスパークで引火するかもしれませんが、この場合は抜いた人が気づくと思います。

>まあ、いずれの場合も注意して使うことですね。

私もそう思います。

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1件のコメント

  • Re: トラッキング火災・・・・消防庁の実験

    こんにちは。

    他のかたがトラッキング現象では無いのではと書かれていますが、
    何か他に考えられる現象をご存知でしょうか?

    掲示板の限界があるのは判りますが、ここで終わりにすると、このトピの意味が・・・・。

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    コンセントの事故

    他には電線とプラグあるいはコンセントを留めている螺子の緩み(日本は殆ど即結端子なので銅線長さの不足)により加熱し(接触抵抗増加)、長年使っているとコンセントの一部が欠けるなんて事はありますが、タップそのものの破損と言うのは・・・・私は知らないですねえ。

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