瑕疵ある品を買ってしまった時、日本のスーパーでは
無条件に返品してくれます。
パリのスーパーはまるで違う。瑕疵ある品を
手前に置いて、外人が間違って買ってしまうのを待ちかまえている。
激しく凹んでいた缶ビールを、よく見ず
買ってしまった。プル・リングが取れて、
開缶が出来ない。買った店に持っていっても、返品に応じなかった。
土産用にと買おうと思った箱入り菓子の箱が壊れていた。
手前にわざと置いてあった。レジで瑕疵のない品と
替えさせようとしたが、レジは応ぜず、仕方なく、自分で
棚に行って品を替えた。
フランスでは、瑕疵ある品を買った場合、買った客が悪くて、
店は免責のようだ。
用心して、よく外観をチェックして買おう。
瑕疵のある品は、しばしば、手前に置いてある。
悪意をもって。
以上の事象は、フランス最大のスーパーマーケット・チェーン、
モノプリでおこったので、他のスーパーは推して知るべし。
フランス人の商人のモラルって、その程度のもんだと理解して行動する必要がある。