夕食をとる地区としては

観光コースの最後を凱旋門にするときは、
シャンゼリゼ通りにレストランはいくつもあるので、あらかじめ、日本語のサイトでシャンゼリゼ通りの好みのレストランに見当をつけておいて、凱旋門からコンコルド広場に歩きながら、店を見て､フィーリングが合えば入ればいいと思います。

この時期は、夕刻は店の前のテラス席がたいへん気持ちいいです。（徐々に暮れなずむし､夕風が涼しいです。）
伝統的なフランス料理の店は夕食は7時開店で、それまで店に入れない店も多いです。
7時前に入れる店は、フランス料理以外の店か、観光客相手の店が多いです。

ホテルが北駅近辺なら、食後、夜にホテルに戻るのに道に迷わないように、ホテルのある北駅近辺で夕食を取ることにしてもいいでしょう。北駅前と、そこから5～6分ぐらい離れた東駅の前にもレストランはいくつかあります。
こちらも、あらかじめ、日本語のサイトで、「パリ、北駅、レストラン」などの語で検索しておくといいでしょう。

仏語で、レストランは　「restaurant」　と自称するところはちょっと格式張ったレストランを目指しているところ、「brasserie　ブラスリー」と看板に書いてあるところはそれほど格式張ったことは考えていない店です。内容的にはどちらも､日本語で言うレストランです。


凱旋門から北駅に向かうメトロで、2号線の駅 Barbes Rochechouart 駅（バルベ ロシュシュアール）は乗り換えなしで北駅に近いのですが、このあたりから北の方は低所得者が多く住んでいる地区になり、この駅でのひったくりなどの被害が多いとされているので、使うのは避けて、別の路線で北駅に向かうのがいいでしょう。

以下のサイトは、パリでの駅での犯罪を図式化したものですが、この駅での強盗などが極端に多いです。
http://www.lefigaro.fr/assets/graph/PARIS-201138-Delinquance-RER-SNCF.jpg
大きい駅は乗り降り客が多いので、自然、犯罪数も多いですが、Barbes Rochechouartはたいした駅でもないただのメトロの駅なのに、強盗数が非常に数が多くなっています。

紫の地に白抜きの数値は、強奪（凶器を用いたもの、腕力によるひったくり）で、
白地に紫色の数値は、被害者の気づかないうちに盗まれたもの（スリなど）を表します。


フランスのサイトでも、北駅から北の方面は要注意地区とする現地人が多いようです。

参考までに