ウンチク追加 検索すると、いろいろヒットすると思いますが・・・。 フランスの国旗、三色旗の色は、矢車草の青、マーガレットの白、ひなげしの赤、という説もあるそうです。 そのくらいフランス人には親しまれている花なのでしょう。 歌人、与謝野晶子には、渡仏中に詠んだこんな歌もあります。 ああ ふらんすの野は 火の色す われもコクリコ彼もコクリコ 東京近郊では、立川の昭和記念公園に群生があるらしい。 5月20日ころの花盛りの写真を見ました。 今度、行ってみようかしら。 実は先の回答、一点だけ不安があって、花の盛りは6月下旬ではなく、5月下旬ではないか、と思うのですが・・・。
コクリコと画家のモネ ブルーブルーベリー さん、ららさらま さん、こんにちは ららさらまさんが何か書くようにと、暗に誘っていらっしゃるようなので、いろいろ検索してしまいました。 コクリコと聞くと、画家のクロード・モネのこの絵を思い出しますね。(オルセー美術館の収蔵品) http://home.scarlet.be/lmdp/118coquelicot.html (絵が小さくてごめんなさい。色がオリジナルに近いものが見つからなくて、、、) 題名は、Les Coquelicots à Argenteuil (アルジャントイユのコクリコ)となっていて、Argenteuil は、パリの北西近郊の町ですが、モネが絵を描いていた130年ほど前にはコクリコがどこでもこんな風に咲いていたんでしょうね。 確かに、パリ近郊の田園地帯へ出ると、農道にちらりほらりと咲いていますね。 日本でも、野性のひなげしはあるけど、色が、朱色と言うよりオレンジに近くて、花びらも、フランスのコクリコより貧弱ですね。 フランスのコクリコの出ているサイトを見てみました。 http://www.snv.jussieu.fr/bmedia/Fruits/coquelicot.htm ぼうふらおじさん さんが言われるように、種は、どこへでもこぼれるような感じですね。 この種の殻を割って、中を自分であけてみたことはないですけど。 そういえば、日本語では、ごく小さいものを言うたとえで、「芥子粒のような・・・」と言いますね。これのことだったのですね。 色がきれいだから、モネはもっとコクリコの絵を描きたくなるだろうと思って、他のコクリコの絵を調べていたら、次の絵がありました。 http://www.montableau.com/detail.asp?ID_tableau=3549 (絵が小さくてすみません) 題名は、Coquelicots à Giverny (ジベルニーのコクリコ)となっていて、モネの庭のあるジベルニー村で描いたんですね。 一面に咲いていますね。でも、画家が、ちょっと誇張したのかもしれないですけど。 ジベルニーはパリから特急で、ノルマンジー方面へ50分ぐらいだから、結構北の方でも、繁茂するもののようです。 現代でも、多く咲いている写真がないかと思って、検索したら、以下のものがありました。 http://www.web-provence.com/fleurs/coquelicots.htm 場所は、「エクサンプロバンスの近く」となっているので、現代でも、一面に咲いているところは有るんですね。 ブルーブルーベリー さん、一面に咲いているのを見られる可能性もありますね。 南仏まで行かなくても、パリからどこか近いところでないかと探していたら、次のものがありました。 http://photos.linternaute.com/photo/606155/4167444110/192/champ_de_coquelicots/ 2005年6月撮影、コートドール県 ディジョンの近くの Messigny という村です。(村の位置はdijonから北西へ10kmぐらいのようです。) ところで、フランスの農家は、どうして農地と思える平地をコクリコの繁茂するままにしているのでしょうか。 家庭の事情で、耕作できないのか、または、連作すると、農地がやせるのを防ぐために、休耕地としているのでしょうか。 フランス農業のことには詳しくないので分かりません。 休耕地としていたのであれば、昨年コクリコが一面に咲いていても、今年は作付けしている可能性もなきにしもあらずですね。 こういう所へ行こうと思ったら、どのようにしたら確実にいけるのでしょうかね。 車を運転しない人の場合、目星をつけた町のインフォメーションで聞いても、インフォメーションのお姉さんは、そこまで知らない可能性があります。 もし知っていたらラッキーと言うことでしょうか。 タクシーの運転手に、コクリコの一面に咲いている写真のコピーを見せて、近くに一面に咲いているような場所があるか、聞く方法も有るでしょうね。 タクシー運賃と財布との相談でしょうか。 (あ、長くなっちゃった。ごめんなさい。)
すご~い! mamoruさん、皆様、貴重な情報をありがとうございます。 コクリコの原生風景、すごく心が惹かれます。 この感情、何なんだろう。。。 mamoruさんの紹介してくださったリンク先、 よく勉強させますね。(?) ほんとにありがとうございました。 いろいろな方から、ほぼ瞬時にレスをいただき びっくりしてます。 実は私のナビゲータ、すんごくアバウトで、 去年のツェルマットでも大失敗。 私は、「マッターホルンが逆さまに見える湖」が見たいと 数十回、写真付きで説明したにもかかわらず、 別の湖(黒い湖?)へ連れて行かれました。
コクリコ、ひなげし、かぶりを振ってた あはは、むりやり舞台に引きずり出してしまったみたいで、ごめんなさい。 でも、ふらんす・花ときたら、やはりご登場願わなくては、ですよね。 あちらでは、雑草なんですね。 ひなげしではなく、アイスランドポピーは種から育てたことがありますが、株がしっかりするまでちょっと気むずかしい花でした。 コスモスなどもそうですが、ほっとくと咲くけど、手をかけると難しい花ってありますね。 20年前のドライブの際撮った、赤いお花畑の中でほほえんでいる写真があります。 お花畑は、まだそのままかもしれませんが、人物の方は・・・(--); タイトルは、大昔、NHKみんなの歌で流れていた歌の一節です。