Re: バスの時刻表とルコルビュジエ mamoruさん、こんばんは。 地図上の Cabanon Le Corbusier が、 ルコルビュジエの休憩後屋なのでしょうか? 村とは、かなり距離があるようですね。 この地は、一日かけて歩いてみたくなってきました。
Cabanon Le Corbusier 提示された地図 http://www.roquebrune-cap-martin.com/graph/plan_bus.jpg の Cabanon Le Corbusier と書かれた位置で、間違いなさそうです。 名称は、Le cabanon de Le Corbusier と言うものが正式名称に近いと思われます。 (休憩後屋と書いたのは、当方のミスで、「休暇小屋」と訂正します。 辞書には、cabanon は小屋の意、マルセイユ地方の方言では小さな別荘も指すとも。) エクスナレッジ社発行、吉野弘著 「ル・コルビュジエを歩こう」の本には、 行き方として、 Cap-Martin-Roquebrune 駅から踏み分け道程度の遊歩道を海沿いに歩いて 15分程度となっています。 遊歩道の名前は、Le Corbusier と言うのだそうで、表示があると書かれています。 小屋の広さは、ほぼ8畳程度、3.66m×3.66m。 建設時のエピソードとして、建設資材搬入は、このすぐ傍を通る鉄道しかなく、 貨車で現地に到着した建設資材を降ろす間、定期列車は遅らせてもらったそうです。 (今でも、上を走る車の通る道路からは行けないもようです。) 見学は、外部を見学するのはいつでも可能ですが、 内部は、上記案内本によると、観光案内所に連絡、日時限定となっています。 (火、金の14:00~15:00、変更の可能性あり、と記載されています。) 観光案内所のサイトによると、 (観光案内所住所は、Carnoles駅近くの、 218 Avenue Aristide Briand 06190 Roquebrune-Cap-Martin TEL +33 (0)4 93 35 62 87 ) http://www.roquebrune-cap-martin.com/frameset.php ガイド付き見学 前日までに申込み、催行は、火、金の10時観光案内所発、となっています。 8ユーロ。 今年、9月に、ユネスコの世界遺産登録審査チームが、この小屋を見に来たそうです。 登録は、されるかどうかは全く不明と言うことですが。 http://www.nicematin.com/ra/culture/146385/roquebrune-cap-martin-le-cabanon-le-corbusier-a-l-unesco-peut-etre-en-2009 部屋には、生活するに最低必要なものだけが備えられており、 壁には鏡が取り付けてあって、どの位置からでも、海が見える位置関係になっているそうです。 部屋が小さいから、それは可能でしょう。 彼は、この下の海に泳ぎに行って、死亡しました。(溺れたと言うことです。) 記事からは、この小屋のみの視察のようです。 (ル・コルビュジエの建築物を複数まとめて登録しようという動きがあるという記事も、 以前、ありました。) さいごに 10番のレスで、ひろびろさんが > いずれにしても、ひゅうひゅうさんの場合は、モナコからタクシー利用で。 と書かれていますが、話題になっているバスはモナコも通るようになっているようなので、 バスでは都合の悪い何か事情があるのでしょうか。 (バス停の位置とか、トピ主さんの事情など)
タクシーの件 mamoruさん ガイドブックのアクセスがニースからモナコをぬけマントンへ、マントンから113のバスでロクブリュヌへとあったので、それなら時間もないのでモナコからタクシーの行き方も一案かと、一例をあげていましので、そう書かれたと思われます。
Re: Cabanon Le Corbusier こんにちは~。 このル・コルビジェの休暇小屋は彼の作品などに興味がなければ 「ふう~ん」で終わる施設です。 休暇小屋の横には特に看板も出ていません。 駅からは女の私の足でも約10分ほどです。 時折、電車が通ると触れるくらいの距離に歩道があります。 その小屋自体は単なるそのあたりの別荘の納戸にしか見えません。 しかし、コルビジェの作品や人生などに興味があれば 彼のシンプルで素材を愛した人生観を感じることができると思います。 ただ、小屋のすぐそこには地中海の荒波を受ける岸壁があり、 嵐の日には小屋ごと波しぶきがかかるような場所に立っています。 5メートルほどいったところには海岸の石の浜にでる小さな階段が あって無人のシャワーもある小さなビーチがあります。 水着を着たまま、大いなる設計をして、大自然に身をゆだねていたと 思われる休暇小屋は奥様に贈られた晩年の秀逸な作品だと思います。 彼のファンであれば、ぜひとも外観でもよいので見てその場に 身を置いてみて欲しいと思います。 それに合わせて同じロクブリュヌにあるお墓も参ってみてください。 彼の終の棲家はこういうことだったのかとわかります。 彼の優美な家具や建築を美しいと思ったらぜひとも訪れる価値が あります。