TGV新路線 >Mabou-lceさん TGV地中海線の新ルートについて、内陸ルートをとるか海沿いのルートをとるかという、南仏で長い間続いていた議論を私も注視していましたが、最終的に海沿いのルートに決まったようですね。 私とともに多くのニソワが望んでいたであろう内陸ルート案は、残念ながら採用されませんでした。 それにしても、ニースは2013年欧州文化首都の招致で破れ、2018年冬季オリンピック招致にもアヌシーに破れ、そして今回も···。 ニース市の人たちは、なかなか溜飲が下がりませんね。 トピ主さん、本題とあまり関係のないコメントですいません。 私はトゥーロンに降り立ったことはありませんが、本トピを通じて、普段気になりながらも素通りしているトゥーロンへの興味がますます深まりました。
LGV PACA 青空人さんもTGVの新ルートについて関心をお持ちでしたか。 ところで、「TGV地中海線」(=LGV Méditerranée)というのは、リヨンから先、南方へ下るTGVの総称ですので、 今回の新ルートの範囲は正確には「LGV PACA」と呼ばれます。 (地方圏名「PACA」(Provence-Alpes-Côte d'Azur)も近い将来変わりますので、その先どう呼ばれるは分かりませんが。) 「北ルート」か「南ルート」かという議論の争点は、総じて以下のとおりだったようです。 「北ルート」案(エクス近辺で分岐し、マルセイユとトゥーロンを避けつつ高速道路A8沿いに設定) 【メリット】ショートカットなので「南ルート」に比べてパリ~ニース間の所要時間が短い。 【メリット】比較的平坦な地形に建設されるため、建設費が安い。 【デメリット】沿線人口が少ないので、利益回収率が低い。 「南ルート」案(マルセイユとトゥーロンを通る) 【メリット】マルセイユとトゥーロンという大都市を通るので、多くの利用客が見込まれ利益回収率が高い。 【デメリット】「北ルート」に比べてパリ~ニース間の所要時間が多くなる。 【デメリット】起伏にとんだ地形の海岸線に建設されるため、建設費が高くなる。 今回も(?)敗れたニースとしては、当然北ルートの方が便利だったはずですが、 一方で、ニースでも南ルートを支持する声も少なくなかったようなので、あながち「敗北」とまではいえないかも知れません。 ただ、トゥーロンとしては、間違いなく町の命運がかかった決定でした。 ニース派の青空人さんに対し、プロヴァンスに軸足を置く私としては・・・、正直どちらでも良かったのですが、 考えてみると、エクスやアヴィニョンでパリ行きのTGVを待つ際、マルセイユ始発(又はトゥーロン始発)のTGVに比べて ニース始発のTGVは、往々にして遅れるのと、たいてい車内の荷物置き場がふさがっているので、 TGVマルセイユとTGVニースでルートを分離する「北ルート」でも良かったかなとも思ってしまいます。 (↑一人の木っ端旅行人の勝手な希望です。) プロヴァンスでは欧州文化首都の開催を控え、LGV PACAという背骨の位置も決まり、そして地方圏名も新しくなるという、 名実ともに時代の節目を迎えようとしています。 (kamuiwakkaさん、トピずれしてすみません。)
重ねてありがとうございます。 青空人様 Mabou-lce様 (お気づきになるでしょうか?) トピズレ大歓迎です。 おかげさまでトゥーロンでの宿泊先ホテルの目処がつき、トゥーロン観光を目玉とした南仏旅行の旅程を組むことといたしました。 ご助言を参考に、トゥーロンの歴史に触れる街歩きに努めたいと思います。 ところで、地方圏名「PACA」(Provence-Alpes-Côte d'Azur)が変わる(なくなる?)というのは、南仏旅行を生きがいとする私にとっても寝耳に水でした。 いつ、どのような名称になるのでしょうか? 「プロヴァンス」や「コートダジュール」というよく知られた地名が変更されるのは、とても不思議な感じがします。
TGV、トゥーロンを通る。 青空人さん、こんにちは。 私も、本件、F2のニュースで知りました。 やはり ニースの人たちは、北回りを望んでいたのですね。 トゥーロンを回ると、わずからですが、時間がかかり ますからね。トゥーロンとレザルクの間が結構かっ たるいです。私も、北回りがうれしかった・・・・