先生はさっきまでそこにおられました・・

ソントワさん

<「おる=居る」というのは謙譲語になるからです。>は少々強引過ぎませんか。

「居る」という言葉が現代ではたしかに目上の人に対しては用いないと言う意味では、あながち否定はしませんが謙譲語ではありません。 ですから「られる」を付けることによって充分尊敬語として使っても問題はしょうじません。

他の方のレスでは 方言の場合ではありということですが、通常使用される標準語においても<おられる>は間違いではありません。

「xxさんは昨日はおうちにおられました」・・・を現にコンパソコンでは<居られる>と印字しています。

私の好きなある地方の方言では 「お客さんはそこにおらっしゃいましたか・・」と言う表現がありますがこれも「居る」の古い読み方が生きている例でしょう。

「いる」と言う読みを使用した場合は「いらっしゃる」となるので、「おる」といった場合は「おられる」と変化せざるをえません。

>世の中には日本語がよくわからない人もたくさんいて・・・たしかに私もその一人で、この未分化で発展途上言語に日夜悩まされておりますが、それだけになるべくは<こうした表現>は他にたいしては避けようとおもっております。 老爺心ながら・・・。


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1件のコメント

  • 言語の変遷

    大学の授業で、言語地理学の授業があり、地理的、歴史的に言語がどのように移り変わっていくかということを学びました。日本における敬語は、今少しずつ変わっているようです。そこにはジェネレーションギャップも存在するようで。なかなか興味深い分野でした。

    コメントありがとうございました。

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