サンポールドヴァンスの印象

１）バス停から入り口の方に向かう途中の左手のおみやげ屋さん
いろいろあるお土産品の中に、
サントン人形という、プロバンスの粘度で作った素朴な人形を多種類売っています。
粘土で作って、焼いて固めた後、色をつけてあります。
いろいろな職業の人形や、羊飼い、羊、牧羊犬、宗教関係のマリア様やヨゼフとか、いろいろ。
何体か買ってきて並べていますが、素朴で、ふと見ると、気持ちが落ち着く感じがします。

サントン人形は、AvignonにもArlesにも店はありますが、
ここのは小さくて素朴なものの種類が多かったです。
（大きいのはかなりしますが、小さいのは多少数を買っても大したことはありません。）

２）村の周囲に城壁があるのがいいです。
狭く入り組んだ道の両側にある家は、いろいろな店になっているものが多いです。
登って行くにつれて、絵画、装身具、置物、陶器、布類、バッグなど、店は比較的多いです。
カフェなどもありました。
頂上に、昔の水飲み場みたいなもの（石で造ったもの）があります。
そのまま進むと、村の裏側に下って行き、裏の方も道の感じは同じですが、店はさすがに少ないです。
道が入り組んだ坂になっているところが、日本にはあまりないところですね。

見晴らしのあるところもありますが、フランスの田舎の見晴らしはどこも似通っていて、
野（畑や牧草地の緑色）の中に、家が点々とあり、林があると言ったものです。

３）ペタンク
私が行ったのは土曜日で、村の入り口付近にある広場で、ペタンクという遊びをしていました。
直径15cmくらいの鉄の球を投げて、遊ぶゲームです。
2つのチームで、点を競うゲームです。
（目標の赤い玉めがけてぶつけたりしていますが、ルールは詳しくは知りません。）

日本のゲートボールは、年金受給者の世代がやっていますが、
ペタンクは、中年あたりの人が熱心にやっているようでした。
比較的若い女性も、チームに入ってやっていました。
南仏で盛んなゲームで、このあたりの風物でしょうね。


だいたいこんな感じでした。