Re: 8) 観光案内所が予約してくれたタクシーが来ない!/拝読しております........

mamoruさんのレポートは、いつもものすごくかっちりしていて(どんなお方なのかな、と.....??)集めてガイドブックにしておきたいぐらいです。


この2つ、とりあえず↓
http://www.galinsky.com/buildings/marseille/
http://fr.wikipedia.org/wiki/Aqueduc_de_Roquefavour
眠た目をこすりつつとりあえず調べてみました。

コルビジェの建物は写真で見たことがありましたが.....確か新書を持っていたと思いますが見つからず.......でも泊まれるとは知らなかったです。)
水道橋はほんとにきれいだ!


ところで、しかし、今は、この、Belle-Ile-en-Mer これって、えーっと、フーケが砦にしていて、後にルイ14世に献上した島(と『ダルタニャン物語』にはあったような気がする)のことですかしら?

だとしたら、今は普通に観光地になっているのでしょうか?

あーあ、フランスは全然知らないのです。
一度、行きたいところを思いつきかけたら、際限なくずるずる繋がって出てきそうなので、考えるのが怖いです!



ともあれ、ほかに美味しい情報もある様子、楽しみです。


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1件のコメント

  • 11/09/03 18:14

    ときどきClio さん

    こんにちは 

    レスありがとうございます。

    Belle-Ile-en-Mer は景色がきれいそうだったので、行ってみました。
    島はかなり大きいです。面積85平方kmで、長さは一番長いところで15kmぐらいです。

    確かに、港の入り口に要塞があります。
    要塞の中は、ミュージアムになっています。
    (私は、跳ね橋を渡って、ミュージアム入り口の前から無料でその周りを散歩できるところだけぶらぶらしただけでミュージアムの中は見ていません。)


    ニコラ・フーケに関係しているのは知らなかったので、調べてみました。
    http://fr.wikipedia.org/wiki/Belle-%C3%8Ele-en-Mer

    この島はフランスの大西洋岸の島では珍しく飲み水がわき出す泉があり、西暦1500年以前からフランスと敵対する航海国からの攻撃を受けていた。
    (この島を奪えば、飲み水に苦労せず艦隊を常駐させ、大西洋のフランス沿岸の制海権を手に入れられる可能性がある。)
    フランス王はこの地に要塞を築く必要性を感じ、建設に着手したが、この島では石を切って積み上げるのに適した石がとれず、対岸から船で運ばねばならなかった。
    費用がかかりすぎて、工事は進まなかった。。

    一時、英国の軍隊に占領される時期もあったが、Gondiという貴族がこの島を奪権したので、王はこの島をGondiの領地とすることを許した。
    ただし、経済的な理由で、要塞の工事は進まなかった。
    何十年か後、Gondi一族の後継者は宮廷で王ににらまれ、経済的にも困窮したので、この島を当時潤沢な資金のあったニコラ・フーケに売却した。
    ニコラ・フーケはこの島を購入してのち、要塞を完成させた。

    その後のニコラ・フーケは、ヴォー=ル=ヴィコント城を建設してルイ14世の不興を買い、失脚したのはご存じの通りです。

    ニコラ・フーケが失脚した後、この要塞は、要塞建築の専門家Vaubanによって、補強工事が行われたようです。
    (この人は、フランス中の重要な要塞を強固な形に補強したり作り替える仕事を王から命令されていました。フランス内でこの人の手がけた要塞群が、最近、世界遺産に登録されています。ここの要塞は該当していません。)

    要塞の航空写真です。
    http://www.cheminsdememoire.gouv.fr/page/affichelieu.php?idLang=fr&idLieu=821


    ps
    タクシーが来なかった Port Cotton は最初に引用したサイトwikipediaの一番下の右端の写真です。
    正確には、les Aiguilles Port Cotton と言うようです。
    写真に写っていると同じような感じに、日が傾いていきました。
    (ただし、日没時間は遅かったので、日が沈むまではそこにいなかった。)

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    Re: Belle-Ile-en-Mer

    mamoruさん、詳しいご説明、ありがとうございます。

    引用してくださったのはフランス語のページでしたので、写真のみ拝見、内容はmamoruさんのご説明をありがたく読ませていただきました!

    おお~
    やっぱりフーケの所領だったのですね。
    デュマの小説では、フーケがそこに王に刃向かうための手兵を配備するのではないかと邪推したルイ14世が、ダルタニャンを送り込む。
    それと察知したフーケは、1歩先んじて王に島ごと献上、とりあえずは事なきを得る、というストーリーになっていました。
    (暗記するほど読みました。)

    どこまで史実なんでしょう.....いずれにせよ、今更ですが、あんなところにあったのですね!


    確かにお写真で見ますと、きれいな島ですね。
    ヨットハーバーもあるみたいだし、ビーチも。

    Port Cottonは、奇岩名勝というのでしょうか、英語版の方のWikiには、モネの絵が参考?に掲載されていました。


    上空から見た要塞、きれいなものですね!
    足腰達者なうちに行きたいところがいっぱいです。


    ところで、ほかの原子力発電所の見学や、そば粉のクレープのこともおもしろく拝読しております。
    うーん、そう思って記憶をたどると、クレープで3方だけ折りたたまれて1辺があいているのなんていただいたことないような気がします.....いつも、4方、折ってありますよね。

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