11/09/04 11:28

Re: フランスのサバはタイセイヨウサバと言う種類だったようです

サンフランさん こんにちは

レスありがとうございます。

フランスで見たサバは日本ではタイセイヨウサバ(またの名をノルウェーサバ)と言うものだったようです。
これ↓
http://www.ifremer.fr/charm/index.php?option=com_content&view=article&id=417:scomber&catid=113:debarquement&Itemid=343&lang=fr
学名は Scomber Scombrus と言うそうで。
(日本のサバは マサバだと Scomber japonicus )

仏語では、maquereau commun (直訳すれば 普通サバ)、これを単に maquereau と言ったりするようです。
市場で見たのは幼魚で、妙に背中と腹のカーブが直線に近くて、なんだかイワシに近い体形で、幼魚だからかと思ったのですが、成魚でも、写真を見る限り、体形は日本のサバに比べて腹のあたりがややスマートな感じですね。

かなり日本に輸入されているそうで。
日本のブログ↓
http://munzu.exblog.jp/16162857/

サラリーマン食堂などでサバを使った定食など食べると、使われているサバは背中の模様がくっきり虎の皮の模様みたいなのが多いけど、あの模様のは全部タイセイヨウサバなんでしょうね。
日本のサバの背中のもやもやっとした感じとは違っていますね。
私は、子供の頃母親が台所で捌いていたサバの模様とはちょっと違うな、と思っていたんですが、あまり認識せずに食べていました。
日本のブログによると、タイセイヨウサバは脂がのって、食感は日本のサバを凌ぐ、と書かれているものもちらほら見られますね。

タイセイヨウサバの分布図(39ページです)
http://www.oceandocs.net/bitstream/1834/212/10/chapI_Diagnose.pdf
分布には地中海全域が入っているので、マルセイユの近くの町で食べたのは、地中海のものの可能性はありますね。
フランスでは、英仏海峡あたりで大量に水揚げされるようなので、ブルターニュのカンペールの市場に積み上げられていたのは、すぐ近くでとれたものなのでしょう。


サンフランさんのおかげで、サバについてちょっと認識を新たにしました。

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1件のコメント

  • Re: Re: フランスのサバはタイセイヨウサバと言う種類だったようです

    mamoruさん、サンフランさん、横から失礼します。


    .......何て勉強になる掲示板でしょう....
    ご紹介のサバ、この虎もようのはっきりしたもの、コープさんなどで出ているお安い塩サバに間違いありませんね。

    うーん、明日、お魚売り場に行くのが楽しみになりました。


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