グーグルマップで両駅からルイ14世の騎馬像まで徒歩距離を計算させると、どちらも1.2kmで差はないようです マルコポーロ3 さんへ グーグルマップで Rive Droite 駅、Chantiers 駅それぞれの出口から宮殿前の広場にあるルイ14世の騎馬像までを、徒歩で最も近いルートを選択して距離を表示させると、どちらも1.2kmの結果が出るので、どちらが断然近いと言うことはなさそうです。 ベルサイユ宮殿までと言えば最初の鉄格子の門までがその距離だと思うが、広場はポイントの設定が出来ないので、計算は騎馬銅像までとしています。その先、鉄格子門までは100mぐらいあるので、1.3kmが正確なところでしょう。 私が、 >その次に近いのは、Versailles Chantier です。 と書いたのが間違いだというのなら、 貴殿が書いた >私は全部の駅か歩きましたが、C線が着くベルサイユ右岸駅からは徒歩10分でもっとも近く、幹線上にあり中央駅に当たるベルサイユ・シャンティ駅からはもっとも遠くて20分かかります。 サンラザール駅からの電車が着くベルサイユ左岸駅からは徒歩15分です。 の文中の記述に、リヴ・ドロワト駅からの方が近く、両駅からの距離の差は徒歩で5分と表現されていますが、徒歩5分は300~400m程度と推定され、貴殿の書かれている文の、両駅からの距離に関する記述も間違いと言うことになりますね。 何しろ、等距離なわけだから。 (Versailles Chantiers 駅からの道はでこぼこ道というようなことはないので、普通に歩いたのでしょう。) ところで、 駅名を日本語に訳されたようですが、 C線が着くベルサイユ右岸駅からは徒歩10分(Versailles Rive Gaucheのことですね) サンラザール駅からの電車が着くベルサイユ左岸駅からは徒歩15分(こちらの駅名は Versailles Rive Droite) 最後の行に 左岸駅付近は安ホテルも多い、庶民の町で楽しいです。このルートをお勧めです。 (文脈から、Versailles Rive Droite 駅を指していると思われます) と書かれていますが、ことごとく、左右が逆です。 仏語では、 右は Droite (ドロワット または ドロワト) 左は Gauche (ゴーシュ) カタカナのままで、下手に訳さない方がいいのでは?
実際に歩いてください 凱旋門からコンコルド広場を両方向に歩いてみてください。同じ距離なのに3~5分は違います。 グーグルでも地図帳でも地形はわかりません。 そういうことです。 実際歩くとわかります。
リヴ・ドロワトからの方が上り坂が長いのに、歩くとドロワトの方が短時間というのは不思議だね 地表上の標高を調べるのはグーグルで簡単に調べられる。 従って、道路の勾配は計算可能。 例えばこれなど↓ http://www.nanchatte.com/map/getLatLng.html 駅からベルサイユ宮殿前広場のルイ14世銅像まで歩くとして 1)ベルサイユ・シャンティエ駅から 駅の標高135.2m a:エタ・ジェネロー通りが電車の線路を越していく丘の最高地点 標高139.0m 駅からの徒歩距離 400m 標高差3.8m 勾配 0.95/100 (100m行って0.95m上がるという意味) b:エタ・ジェネロー通りがパリ通りと出くわす交差点 標高134.4m aからの徒歩距離 350m 標高差 -4.6m 勾配 -1.31/100 (下りと言うこと) c:パリ通りが広場前のロックフェラー通りに出くわす交差点 標高128.8m bからの徒歩距離 450m 標高差 -5.6m 勾配 -1.24/100 (この間も下り) d:広場の中を銅像まで 銅像のある場所の標高 130.5m 広場の中を歩く距離 100m 標高差 1.7m 勾配 1.70/100 2)ベルサイユ・リヴ・ドロワト駅から 駅の標高 125.2m (ここは駅の標高がシャンティエ駅より10m低い) e:マレシャル・フォッシュ通りがサン・クルー通りと出くわす交差点 標高132.5m 駅からの徒歩距離 600m 標高差7.3m 勾配 1.22 (登り) f:まっすぐ歩いてパリ通りの交差点 標高 132.9m aからの徒歩距離 300m 標高差 -0.4m 勾配 -0.13/100 (この区間は100m行って13cm下がる勾配だから、ほとんど水平道路とみてよい g:パリ通りが広場前のロックフェラー通りで出くわす交差点 標高128.8 (上記cと同じ地点) 徒歩距離300m 標高差 -4.1m 勾配 -1.37/100 h:広場の中を銅像まで 銅像のある場所の標高 130.5m 広場の中を歩く距離 100m 標高差 1.7m 勾配 1.70/100 (上記dと同じ) シャンティエからの道の歩道は日本と同じ程度のフラットな石が使われていて、歩きにくいでこぼこ道ではない。 登りは最初400mあるが、100分の一程度の緩い登りである。 電車線をまたぐ丘から広場前までは下り一方の道。下りは800mある。 一方、ドロワトからの登りは7mを600mかけて登る。勾配もそこそこある。 eからfに至る道はほぼ水平。 下りになるのは広場前までの最後の部分で300mに過ぎない。 これで、距離がほぼ同じドロワト駅からの方が5分早く着くというのは、別の要因があるのか? マルコポーロ3さん、ドロワト駅からは速く歩き、シャンティエからはゆっくり歩く体質じゃないですかね? または、上り坂の所は無意識に速く歩き、下り坂の多いところは自然と速度が遅くなるとか? (それって、万人に当てはまる歩き方じゃないね。) ちなみに、シャンゼリゼの勾配 コンコルド広場の標高 33.2m i:メトロ シャンゼリゼ・クレマンソー駅のある地点 標高34.2m コンコルド広場からiまで 徒歩距離 500m 標高差 0.4m 勾配 0.08/100 100m行って8cm上がる(ほぼ水平) j:フランクリンDルーズベルト駅の地点 標高34.2m 徒歩距離 350m 標高差 0.6m 勾配 0.17/100 100mで17cmは非常に緩い勾配 k:ジョルジュV駅の地点 標高 47.7m 徒歩距離 750m 標高差 13.5m 勾配 1.80/100 l:凱旋門 標高 58.1m 徒歩距離 400m 標高差 10.4m 勾配 2.60/100 シャンゼリゼの真ん中から凱旋門寄りが徐々に登りがきつくなっているのは、コンコルドあたりから見透かすとよくわかります。 シャンゼリゼも、荷物なしに歩いたら、そんなにきついと思う坂ではないですけどね。