退会ユーザ @*******
14/08/10 13:37

Re: 3)ノルマンディーの「林檎の礼拝堂」(その2)

こんにちは。いつもmamoruさんのフランス旅行記楽しみにしています。
今年は林檎の礼拝堂に行かれたのですね!田窪さんの書いた「林檎の礼拝堂」という本を持っていまして、いつか行きたいと思っていました。このレポートを拝見し、本棚から探してまた読み始めています。

あの小さな礼拝堂内部の、ダイナミックとも繊細とも思える、独特なタッチの林檎の木の絵も圧巻ですが、私はあの屋根の色ガラスで作られた瓦が観たいです。ゼリーのお菓子のような、パウル・クレーの絵のようなのガラス。何色ものガラスは、ガラス瓦募金でまかなったそうですね。透明の部分は空や鳥が見えて、色ガラスの部分からは光がその時々に変化して、古い素焼きタイルとの調和も見事なんでしょうね。本には、夜街頭もなにもない真っ暗闇の中で、礼拝堂からガラス瓦を通して漏れ出す光の写真もあり、そのシーンもまた見てみたいのですが、礼拝堂の近くには泊まれる宿などないと思いますので、これは住民の方々だけのものでしょうか。

四国で田窪さんにお逢いしたとのこと!
金毘羅宮とフランスですか~。不思議な縁を感じます。

長々とすみません。レポートありがとうございました。

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1件のコメント

  • 14/08/11 22:38

    その礼拝堂に「林檎の礼拝堂」の本もありました

    lapin♪ さん、こんにちは
    レスありがとうございます。

    管理人が入り口の机のところで一般的な説明をしたときに、「この本を知っていますか?」と言って本立てからとって見せてくれました。
    私は表紙程度しか知らなかったのですが、あまり詳しく見る気持ちにはならなかったので、少し見て返しました。

    この本の表紙に使われている写真の場面は、室内から見たリンゴの枝の絵が、礼拝堂入り口の直ぐ外に生えている太い木の幹から繋がっているような錯覚を覚えさせる、いわば借景した感じで、おもしろいと思いました。
    管理人は入り口のドアを開けたままにしてくれていたので、見える感じは本の表紙の通りでした。

    ガラスの瓦は、何となく半透明な感じでした。屋根に貼られて下から見ると、完全透明じゃない方が空が全部くっきり見え過ぎないのでいいのかとも思います。

    その日はいい天気で、午後2時~3時頃でしたが、屋根から入った光がステンドグラスの色模様を淡く床の上に落としている箇所があって、鉄の床に部分的に色が付いた感じです。

    伝統的な教会建築では、ステンドグラスは垂直の壁にはめ込まれ,その上、光を乱反射するような感じのガラスなので、床に色の模様が映るのは、夕方等のごく限られた時間帯なりますが、ここはその点も考慮されているのでしょう。

    作者渾身の作ですね。

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    退会ユーザ @*******
    14/08/12 23:54

    Re: その礼拝堂に「林檎の礼拝堂」の本もありました

    礼拝堂の前の大木は樹齢600年のいちいの樹だそうです。
    >礼拝堂入り口の直ぐ外に生えている太い木の幹から繋がっているような錯覚を覚えさせる
    ああやっぱり!それを感じるには、現地に行くしかないと作者の方も書いていました。白い壁から、林檎の木が抜け出したような、林檎の絵だけを残して壁が消えてしまったような感覚だそうですね。実際に見てみたいです。

    屋根のガラスばかり気になって、本も読み飛ばしていたのですが、
    >床は5cmほどの厚さの鉄板で、 30cm角ぐらいのタイルのように切ったものが敷き詰められている。鉄板の厚さの小片サンプルが入り口においてあった。目地で止めてなく敷いただけなので、歩くと場所によってかすかにゴトンと音を立てる

    まさにその「音」が大きな役割だと書いてあり、闇を意識して鋼鉄の床にされたそうです。
    そうとうハードな「あきらめ」を超えてでてくる「ユーモア」の世界とも表現されていますが、
    何のつても見通しもなく、フランスに移り住んで10年、そうとう苦労されたとか。職人さんに支払う資金もめどがたたない時期があったそうです。まさに礼拝堂にすべてをかけた、作者渾身の作だと思います。

    礼拝堂にも、この本が置いてあったのですね!ラスコーの壁画のことや、フランス生活のことなども書かれていて、写真もたくさんあり、私は楽しめました。

    いつかここを訪れる日が来るといいな。お返事ありがとうございました!

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