フランス語でチャーハンは riz cantonais というんですが、、、 こんにちは 1)まず、ワインのリースリングの発音 フランスの単語の発音を現地人が発音した音声を聞かせるサイトから、フランス語でも「リースリング」と発音するらしいです。↓ http://fr.forvo.com/word/fr/riesling/ ページ内の、右向きの青い三角形をクリックすると発音します。 この例では、ベルギー人の男性(ニックネームsomebaudy (Homme - Belgique) )の声が一例掲載されています。 仏語では、英語のgoingやeatingなどのingの「ング」の鼻に抜ける音がないので、最後に「g グの音」だけ追加されたみたいに発音されています。 ベルギー人の発音は、普通の仏人の発音とあまり差はありません。この例は一般的と思っていいだろうと思います。 そのほか、下の方に、ドイツ人男性3名のドイツ語の発音(homme allemagne)、その下に、英語圏の人3人(米国、英国、アイルランド人)の英語の発音が掲載されています。 2)フランスのチャーハン フランス語でチャーハンは、タイトルのように、riz cantonais といいます。 riz は「米」のことで、未加熱の米の状態でも炊いてあるご飯でもrizです。 cantonaisは中国の「広東の」という意味の語で、フランスへはチャーハンは中国の広東から入ったらしいです。 代表的なフランス式チャーハンの写真の例 1) http://mamancadeborde.com/riz-cantonnais/ 2) http://www.lexpress.fr/styles/saveurs/recette/recette-de-riz-cantonais_1318242.html 最初に出てくる大きい写真の皿の右半分に入っているもの スープをかける例は知りません。 料理の名前で、rizがあれば、米が何らかの形で料理に使われていると考えた方がいいでしょう。 中華料理店に入ると、といっても、適当なレストランがその近くになかったり、日曜か祝日でフランス人の営業するレストランが閉まっていたりする日には、中華料理店は重宝するのですが、そんなときに入る店だから、超低価格の庶民的中華屋の場合ですが、 料理を頼むと、ご飯(riz)かパン(pain)か、尋ねてきます。 rizを希望だというと、riz naturel (何もしていないご飯)か、riz cantonais(この場合、チャーハンという意味ではなく、フライドライス程度のもの)かを尋ねます。 riz cantonais を選ぶと、出てくるライスは、上に引用したチャーハンの写真のような体裁で、具が写真の10分の一程度(グリンピースとハムと卵がごくまばらに入っている)入っています。 何もしていないご飯と同額で出すわけだから、それほど具を入れるわけにはいかないのは至極当然ですが。 cantonaisの発音で、最初のcanの部分のanは日本語にはない発音で、強いて書くとすれば「アン」と「オン」の中間のような音です。日本語のカタカナでは書きようがないので「アン」で代表する書き方が定着しているようです。パリ近辺の発音では、日本人には「オン」と言っているように聞こえる人が多いかもしれません。南仏に行くと、この音はかなり口を開けた「アン」に近く聞こえる発音です。 いろいろ共感できる話を書き込まれているので、楽しく読ませていただいています。
Re:フランス語でチャーハンは riz cantonais というんですが、、、 mamoruさん、こんにちは。 忙しくてだいぶ遅くなりましたが、リースリングの発音、ありがとうございました。でも、意外ですねえ。ヒトラーはイトレル、チャーリー・チャップリンはシャルリ・シャプランと発音する、と聞いたことがありますが、特に固有名詞は何でもフランス語風に発音すると思っていたのですが・・・。 私はドイツ語はなんちゃってだけれども第一外国語だったので、一応、系統たてて教わったのですが、フランス語は全く独学でかじっただけで、今回も苦労しました。前述しましたが、メトロの車内放送はいきなり「ギャルデスト」とか「ギャルデノール」とか言われてもなんのこっちゃと言う感じで・・・英語で「The next station is~」とアナウンスするところがありますが、こういう「ため」がないと、いきなり駅名を言われてもヒアリング準備(?)が出来てないのでだめですね。 衝撃的だった(?)のが、Les Halles(パリの土地勘はほとんどなかったです。)で、私は「リエゾンするから、れざーる、くらいの発音かな」と思っていたら、「リエゾンしないアッシュ」ってやつですね。綴りを見てれば分かるのかな。あと貯蓄組合の日本人職員がBNPのことを「べーえぬぺー」と言ってたのが印象的で、長い間日本には帰ってないんだろうなあ。とふと思いました。 「広東米」という言い方はおもしろいですね。ご飯については、お店の名前も含めて何もかも失われたので何とも言い難く、お米もインディカ米でなく、ジャポニカ米だったような気がする(だからなおのことびっくりした)のですが・・・これはどこかで似たような料理を見つけたらまた報告したいです。フランス人はやっぱり主食はパンで他の物は全て「おかず」なんだなあ。と改めて思いました。時々ジャガイモでごまかされる(?)隣の国と違って、基本的には豊かな農業国なんでしょうね。