14)TGVが在来線を走れば鹿を撥ねる

mamoruさん、こんにちは。

楽しく拝見しました。今週は仕事がほとんどブラック企業なみ(?)だったので、なにも反応できなかったのですが・・・一週間たってしまいました。最近はmamoruさんのようにきちんと「テキストベースで書く」旅行記が減って、写真だけ載せていて、一体この人は行った先でなにをどう思ったのかさっぱり分からない旅行記(?)が多いので、なおのこと読み入って(?)しまいました。

私は鹿肉(ニホンシカ、エゾシカ)は牛肉よりもおいしい、と思っている方なのですが、ジビエというのは「(養殖していない)野生の動物の総称」のことと思っていたのですが、「養殖した鹿」もジビエと言うんでしょうか。あまり深く知らずに仏語では鹿肉のことをchevreuilということは知ってましたが、色々と背景があるんですね・・・初めて知りました。

今シーズンは長野の伊那の方で取れた鹿肉を一度食べましたが、ステーキにして普通に食べるのがおいしい・・・もちろん、長野産のワインと共に、ですが、ワインは北信、東信のほうがおいしいので、うまくマリアージュするのでしょうか。フランスだとすごくうるさそうですが、一度地方のレストランで薀蓄を(英語か日本語で)聞きながら食べてみたいものです。

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1件のコメント

  • 17/01/22 18:08

    ジビエ(gibier)

    レスありがとうございます。

    ジビエは一般的に狩猟によって得た野生状態で生息している動物(鳥類と陸上動物)の肉を言うようですが、
    フランスの肉類の販売では、2つに分類されて、ジビエとして販売することが出来るようです。

    その1)le gibier sauvage (訳すと)野生のジビエ

    その2)le gibier d'élevage (訳すと)養殖のジビエ
    養殖のジビエとは、広大な山野を有している養殖業者が、その中で走鳥類、キジ類、イノシシ、鹿類、を放し飼いにし、捕獲して肉に供したもの。建物の屋根の下で畜養したようなものは当然含まないでしょう。
    (養殖と言っても、かなり広い土地があり、枠から飛び出さず遠距離を移動しないで自由にさせられる動物はそのようなことが出来るのでしょう。)


    鹿肉は、フランスの家庭で一度食べたきりです。赤ワイン煮でした。脂肪分の少ない肉のような感じでした。(小型鹿だったようで、日本の鹿肉とは食感が違うかも知れません。レストランほど上手な料理ではなかったかも知れないという点もあります。)

    そのほかの肉では、
    ウサギ(lapin)・・・それほど強い味が出るわけではないが、歯触りは他の肉にはないソフトな歯触りで、フランス人がウサギを食べる理由がわかるような気がします。(フランスの家庭で食べた。)
    鳩(pigeon)・・・これはレストランで食べたのですが、肉はやや堅めで、あまりたびたび食べたいとは思わなかったですね。

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