18/07/28 16:58

イタリア米は

ジャポニカ種の一種(亜種)でしょう。欧州一の米の生産国であり、恐らく筆頭米喰い民族。

正確にはジャポニカ種とインディカ種自体が亜種なので、そのまた分家みたいなものでしょう。形態的と言うよりも、アミロース含量が多いが、インディカ種よりは少ない(形態的にも少し大きめ)。リゾットには適していて、雑炊になりにくい(ちゃんとつくればジャポニカ種でもなりまりません)。さらに蛇足ですが、パエリアの米は先に入れるか後に入れるかですが、スペイン修行料理人に聞いたら、「実は私も疑問に思っていたのですが、結局のところ両方正解らしいのです」とのこと。これもイタリア米同様のジャバニカ亜種です。

ミラノかローマのカルフールで、リゾット用米のお勧めを店員に聞いたら、米を買っていたおねーさんに、Carnaroliのsuperfinoが絶対良いとまくしたてられました。

さらに蛇足。最近、全国で新ブランド米の生産が盛んですが、流行りはアミロースの少ないもの。モチモチ感のあるものです。さらに、、、、タイと違って米のお菓子が日本では少ないのは、カロリーのみならずタンパク質も頼っていた(武士階級だけらしいのですが)のと違い、食材が豊富にあったからなのかなあ?ところがフランスでもスペインにもありますね。米をミルクで炊いたお菓子が。タイの場合でも、もち米が主流でしょう。お菓子には。泡盛はなぜタイ米なのか・・・。考えだすとキリがない。


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2件のコメント

  • 18/07/29 10:35

    炊き上がりは日本米より丸くモチモチプリプリ

    「例外なくインディカ米で、べとべとしたジャポニカ米が出てくることはありません。」
    に反応してのトピずれを続けます。
    Conad辺りでリゾット用のCarnaroliと思われる米と調味料とfunghi porcini微塵切りなどで個食セットにしたものは買いましたが
    次回はCarnaroli superfinoを1kgか2kg買おうと思います。

    Maledettaさん。カマルグの大湿地も米を長粒も中粒短粒も生産しています。塩分が多く耕作に向かない湿地でも案外栽培でき塩分を吸い上げ
    地質改善にも役立っているとか。

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    退会ユーザ @*******
    18/07/29 18:18

    カマルグですか

    知らなかったのでありがとうございます。
    私のいつも使っている塩は、カマルグかゲランドのものです(なぜかシチリアのではなく)。
    塩分の多い湿地帯でも米は問題なくできるのですね。しかし南仏料理に名物米料理があったかどうか思い出せません。これも知らないだけなのでしょうけど(仏情報に疎い)。

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  • 退会ユーザ @*******
    18/07/29 00:21

    ヨーロッパの米どころ

    つい横入りしてしまいました。
    欧州で米食い国は、思い当たる限りでは、イタリア・スペイン・ポルトガルだと思いますが、他にあるのでしょうか。
    多分アラブから入ってきた食文化だろうから、かつて一部イスラム圏だったこれらの地域かと思います。しかしその頃は絶対にインディカだったはずと推測するので、いつの間にかジャポニカに変わったのでしょう。
    しかしイタリアはイスラム色が多少残っている南部ではなくて北部平原が米食文化圏なのが面白いです。丸紅(でしたっけ?)のイタひかりは高くて買わなかったですが、リゾ・ローマはよく買いました。

    これらの国に比べると、北西ヨーロッパは米を主食としてではなくて、付け合わせやサラダ用に食べるので、だから芯のある調理法やインディカ米が好まれるのではないでしょうか。あれはあれで良いと思います。しかし和食には全く向いていませんね。

    ところで全くリゾット文化圏ではなかったナポリにリゾット専門店ができていて、しかもおいしそうです。今度行ってみたくなりましたが・・ついパスタとピッツァを優先してしまうので、食計画が大変です。この店はご存じでしたか?(Risoteria Valu')

    https://www.valu.it/

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    18/07/29 05:39

    Risotteria

    ですか・・・・。

    Un paradiso emozionale del gusto, dove la cottura del risotto segue la tradizione ma sposa anche elegiaci piatti gourmet

    ワインに力を入れていますね。

    創作リゾット系かな?

    実は、ミラノのリゾット専門店にわざわざ(観光地ではなく住宅地にある)行ったのですが・・・・期待とおり?というか、塩気が強すぎて、多分二度と行かないでしょうね。

    確か、以前にも書いたような気がしますが、トリノの高級宿で、「バローロのリゾットが食べたい」とコンシェルジュに言ったところ、即、店名が出るかと思いきや、「それ何?」という感じで、わざわざ作り方(多分こうだろう)を伝えるのが現実の世界。電話はしてくれて、できるとのことで、その店に行ったら、なんとPIZERIA。しかも、バローの小瓶を持ち出し、
    「これ入れればよいのだろう?」ということで、即、キャンセル。

    最近食べたリゾットは、フィレンツエで食べた、トリフリゾットは当たりでした。観光客向け(というか慣れすぎ)の店だったが、このあたりは、「イタリア恐るべし」です。

    今度行ってみますね。

    ああ、これも言わなければ。

    マルタで食べたリゾットはこの世のものとは思えない不味さ。これが(他も不味かったので)この国の焼き付けられた印象です。

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