宙に浮いた線路 FAIRYさん、こんにちわ。 >ロンドンの地下鉄の線路は 宙に浮いてるんですね? >電車の線路は枕木の上にあるものだとばかり思っていました。 >そしてあの台の上と線路の下の白い陶器のようなものは何ですか? おそらく、集電用のレールの事を言われているのでしょう。 JRの電車は空中に張り巡らせた架線から電気を電車に供給集電しますが、空間が狭い地下鉄などではレールの横に、レールのような集電レール(サードレール)から電気をもらう方式が多いです。 そのレールは高電圧がかかっているるので、地面から浮かさないと漏電してしまいます。 そのため絶縁性能がよい、陶器でできたガイシ(碍子)を所々置いている訳です。 実例は・・関東方面がすぐ思いつきませんが、大阪では御堂筋線など地下鉄の多くがこの方式です。 ただ日本では普通木のカバーなどで覆うのですが、写真で見る限りイギリスでは覆っていないようですね。シカゴもそうでした。 距離は僅か数十センチですが、集電レールと線路を両手で握ると、命に危険があります。幸運にも助かっても大やけどです。 正に自己責任の世界です。
Re: 宙に浮いた線路 内蔵介さん はじめまして。 丁寧な説明をしていただいてなるほどと首を縦に振りながら拝見させていただきました。ありがとうございます。 それで電車が近づくと 「安全の為、黄色線より内側におさがり下さい」って放送が入るんですね。私はてっきり地下鉄がホームに滑り込んでくる突風で巻き込まれて轢かれないようにって事かと思ってました。 感電もありなんですか、気をつけなきゃと肝に命じました。
「安全の為、黄色線より内側におさがり下さい」 これ、JRの話でしょうか? であれば、ホームに落ちても感電しませんので、何かの拍子にホームへ落ちて轢かれないようにでしょう。 列車が通過する場合にはやはり突風で危険でもありますし・・・阪神電車で2,3歳の子供が通過特急の風で飛ばされて怪我をした例もあります。 あるいはロンドンでも同じようにアナウンスがあるんでしょうか? 行ってみたいんですねえ・・ビートルズの足跡をたどりにイギリスへ・・。 (歩き方は買っています。でも優先順もありまして・・) なお、大阪地下鉄は通電レールの上側には木で覆っていますので、ホームに落ちただけでは感電しにくい・・安全構造です。 私はシカゴの地下鉄で露出通電レールにびっくりしたのですが、一駅目で保線区の係員が線路側に降りたのにもまた驚きました。 勿論靴は絶縁されているでしょうし、毎日の作業なので慣れていると思いますが・・・。
さすが鉄道博士 内蔵介さん、こんにちわ。 電車の事なら、どんな事でもご存じなのですね、さすがです。 そういえば、ロンドン地下鉄の線路に落ちたら、感電死するって脅された事があるような記憶が。レール付近から電気を供給される仕組みは、モノレールも同じですよね。モノレールは、落ちないような柵がありますが。そういえば、羽田線モノレールは、JR路線になったのは、ご存じでした?私は、最近知りました。 数年前、東京都心の地下鉄駅のいくつかが、大雨で水没したことがありました。もし、ロンドン地下鉄や御堂筋線と同じシステムの所が水没してしまうと、例えば、膝下まで浸水した時、そこにいる人間に対しても、感電が危機があるということですか?
Re: さすが鉄道博士 doubletreeさんこんにちわ。 内蔵介さん鉄道博士さんだったんですか。 無知な私の疑問に答えてくださって、すっきりしました。 さすが鉄道博士、そうだったんですね。レスに感謝です。
恥ずかしいので・・ 鉄道ファンと呼んでやってください。 >電車の事なら、どんな事でもご存じなのですね、さすがです。 そんなことはないですって。 いや、謙遜ではなく・・多趣味が災いして・・全部浅く広くでス。 >レール付近から電気を供給される仕組みは、モノレールも同じですよね。 レールの横に給電線があると思います。 神戸や大阪の新交通システムなどは壁面に見えますね。 >そういえば、羽田線モノレールは、JR路線になったのは、ご存じでした?私は、最近知りました。 主要株主がJR東日本ということでしょうか? 東京モノレールが何時頃からJR東の関連会社なのかは知りません。 最近はモノレールでもスイカカードが使えるようですね。 >ロンドン地下鉄や御堂筋線と同じシステムの所が水没してしまうと、例えば、膝下まで浸水した時、そこにいる人間に対しても、感電が危機があるということですか? 危険でしょうね。 ただ、どの程度危険かは試したこともないし、誰も試さないのでわかりません。状況にもよります。 完全に水に浸かった場合、電気は抵抗の一番小さな・・水中の最短距離を流れるとかんがえられるので、例えばホームから手を伸ばして水に手をつけたとしても、ショックは無いと考えられます。 理論的には人体を通じて流れないと感電はしませんのでね。 膝下までつかったでも、電気が人体を流れなければ・・電気風呂みたいにぴりぴりくるかもしれません。 そうは言っても、なんせ相手は意思の無い電気のことですので保証はできません。 電流による致死量は個人・性別・体格でも異なりますが、一般にはたったの100分の1A=10ミリアンペアなんです。 こういう場合は君子危うきに近寄らず・・・が一番ですね。