私のおもう、今回の行動問題点 もしかしたら、ポーチの改良が劇的に成功してたら、ちょっとだけは防御の余地があったかもしれませんが、私が思うに、旦那様の今回の顛末における一番の問題点は、旅慣れてない、の一言につきるかなと。 ただ、学生除く、見かけ本当貧乏くさい旅行者って、絶対財布など狙われませんから、逆にみっともない身なりで「我日本人也」と発しながら世界を徘徊される方が、同じ日本人として、そういうのと一緒にされるのが嫌だな。ただでさえ、欧米人は心底では、東洋系有色系を下に見てる傾向がまだ残ってるから、せめて大国の国民たる誇りは見せて欲しいから、そっちの社会の陰で生きる連中に、こういう形で残念ですが、多少お金を与えてやる位で、ちょうどいいんですよ。 会社PC置き忘れて顧客データ漏洩なんて、ちょっと前よく報道沙汰になってました。書類置き忘れ、会社の機材置き忘れなんか、ご主人より若い30代でもオーバーフローな時にはよくやることです。若くてもよくモノをなくす人はなくす。ただ、年が上がると、やっちゃう人数と、その発生率が上がるんでしょうね。うちの親も、財布ない、保険証ない、通帳みあたらない、おかしい不思議だ、こんなのばっかりで、要するに無意識行動の時間がふえるようですね。3年ぐらい前だと「自分は絶対悪くない」の頑固一点張りだったのですが、自分の方に問題があった事に気がつけたのは進歩かな。ただ「そう言う風に言うけどねー、あなたがママの年齢になったら、はじめて、あのとき、ママが言っていた事が判るとおもうよ」と。そうならないように対策していきたいです。 で、今回のご主人の行動では、500ポンドも持ってない貧乏旅行者でも基本的に押さえてる事を知らず、実行しなかっただけかと。ポーチを改造の方に重大な関心が行ったという部分に、そのことが顕著に現れてます。漠然としてわかりづらいからブレイクダウンすると下記がポイントです。どこへ、どういう風に分散させるか、しかも見かけが自然な雰囲気に見せるか、を中心に対策してほしかったですね。 ・町中で、やや大きめアウトドア風ウエストポーチ姿(違うタイプならば、すみません)は、いかにも旅行者。 ・一つの財布に大金の現金を入れ、分散させてなかった。 ・外部からも容易に出し入れできる所に、大金全額入れていた。 ・1度に500ポンドのキャッシュ転は、換金しすぎ。 私の発想なら、カードがあれば現金は1日50ポンドでまかなえるから、せいぜい100ポンドだけチェンジすべきでした。海外旅行では、現金盗難リスクを下げる為「だけ」に、カードの意義があるんです。 また、事情により1度に500ポンド換金せざるをえない状況ならば、二人いるなら、一人250ポンドずつ持ち、それぞれ、50ポンドは手許バックの財布に、100ポンドは内ポケットなどちょっと判りづらい所の財布に、残りはシャツの下の腹巻きに巻くべきだったな。 一度に「現金」300ポンド以上、必要な場合など、滅多にないでしょ? イタリアなんか、もっとアラっぽくて、バックをバイクでひったくって、運が悪いと、そのままバックに引きずられて路肩に頭うって死亡(実話)、なんてこともありますから、今度からは、そういう旅行の負の部分の情報収集をされるといいとおもいます。この掲示板でも、時々みていると、実地でいろんなトラブル話が載っていることがあり、観光情報より、そっちの情報の方が有用だったりします。失敗学とかいう表現でよく最近はいわれますが、理系の方ならなおさら実感でしょうけど、失敗して得られる情報の方に、貴重なものが多く散在しているものですからね。
Re: 私のおもう、今回の行動問題点 >、旦那様の今回の顛末における一番の問題点は、旅慣れてない、の一言につきるかなと。 まさにその通りだと思います。ただし彼はもちろんですが、むしろ私の問題点として。 なぜなら、今回の旅行は私がいっさい仕切って、彼を連れてったようなものですから。(最初のアメリカもそうでしたけど) 残務整理などで頭の切り替えができなかった彼の持ち物も用意し、出発間際に掲示板で仕入れた危機管理情報を集中的にインプットしようとするうちに頭ごなしの口調になったらしく、むくれるのをなだめすかしてとにかくスタートラインに。 そんなこんなで、「全く旅慣れていない私が旅行準備に関してオーバーフロー状態になってたため注意が行き届かなかった」と自認しています。(留守宅のケア関係では特にエネルギーを消耗させられてもいたし) その私が彼にとっては添乗員のようなものだったわけですし。 ウエストポーチ。手持ちのものはアウトドア用の厚みのあるものだったのでJAFの通販で見かけた薄手のものを私が取り寄せました。薄くて目立たないのはよかったけれど(上着にもひびかない)、薄いだけにズボンのベルトに固定すると出張ったお腹につかえてファスナーがすんなり開かない。間際に彼が工夫してズボンのベルトとは別に装着用のベルトを作りました。それが仇になりました。本体が自由にウエストを回ってしまう。これは2人ともとても気になったのですが、時間切れだし、ロンドンで適当なもの探そうかということにして気をつけて使うことにしたのです。でも、「注意力」が継続しなかった。 両替。アメリカでは(10年以上前ですが)レストランや店でもT/Cのままで利用できたのに、イギリスは駄目との情報だったので(その上アメリカのオレゴンコーストなどの小さな町のレストランや店などではキャッシュオンリーだった=カードが使えなかったことが厳然と記憶にあり)、田舎周りをする前にある程度両替したいと考えてました。カードの意義は現金盗難リスクを下げるために「だけ」ある、という認識は不足してましたね、掲示板情報が身にしみていなかったということでしょうね。 T/Cを1冊ずつ換えたのですが、日本でポンドを少し購入した分といっしょに財布に入れてたのを知った時は思わず非難してしまいました。 首掛けの貴重品入れはもちろん使用していて、最初は分けてたはずですが、薄着のシャツの下の付け心地がよくなくて彼なりに工夫したつもりのようです(=結局、危機管理意識欠如の表れでしかありませんでしたが)。 使い心地悪い、身に付け心地悪いというのは我慢できないらしく、ごそごそ手直しを始めると納得するまで集中。そうなると私としては放置するしかないです。 以上、とにかく私の情報収集不足と、いただいた情報の未消化&忘失。旅慣れない者(+高齢)の宿命のようなものだったと。 でもね、旅行中の素敵な場面ばかりが思い出されて、まだふわふわイギリス空間を漂ってるような気分なのですよ。 兎に角この年になって自分の思いと力で実現させちゃった、というプレミアム付きのイギリス旅行、ばんざい!!てなところです。(プッと吹き出させてしまったかな・・) ほんと、いろいろありがとうございました。(ほかの皆さんにも)。 >「そう言う風に言うけどねー、あなたがママの年齢になったら、はじめて、あのとき、ママが言っていた事が判るとおもうよ」 ああ、同世代だからこそわかるこの気持ち! 「お母様によろしく」って言いたくなってしまいました。
路線バスチケット購入のトラブル ロンドン市内見物で大いに楽しんだ路線バスですが、不慣れと不注意のためのトラブルを経験しました。 初日、ビクトリア駅のバスストップで乗車するのに、自販機でしか購入できないこと、自販機は正確にコインを入れなければならない=お釣りの返却なし&2人分のまとめ買いできない、ということがわかり、その時は1£硬貨を7個持っていただけなので慌てました。ワンデイパス1枚£3.5。2枚必要なので50pに両替しなくてはならない。付近の店に頼んでみたが店員は金庫をあけることを許されていないからと断られ、仕方なく1回分の乗車券£1.5を2£ずつ入れて2枚購入して乗車。その日は帰りにもう一回乗っただけなので(ロンドン塔からは車内で買えた)、結局ワンデイパスを購入したのと同額の出費でした。 翌日も50pが足りないのに気付き、今度は近くの店でジュース1本買ってお釣りに50pをいれてもらい、無事ワンデイパスを買うことができました。(コインの用意にも要注意) しかしこのワンデイパス、乗車時の提示がいい加減で、どういうシステムなのか不思議に思いました。運転手の給料は歩合制ではないのだろうか。途中で乗客を放り出した運転手は、給料の仕組みに不満があったのではなかろうかと憶測してしまいました。
貴重品入れ、つけ心地の悪さ解消のヒント あと最低3ヶ月は、旅行の余韻にひたっていられるとおもいますよ。 いろいろ謙遜されてますが、hyさんって、潜在的にすごい能力高い人だなと思ってました。ご年代の話などなければ、普通に若手の人かとおもいますし、多分、若手の人でも、こんなしっかり物事をこなし、かつ、行動的に振る舞える人ってレアとおもいます。そんな所に、なんか、世知辛い話ばかりですみません。 貴重品いれ、クビ下げ方式を採用してましたか。あれは、だめです。不快で続きません。首から何かが下がってるのって、超軽量でも、肩こりませんか? 人間は前を向いてるのと、人体は男女とも、前面は、ぼこついてるので、そこに平面のものを収納しようという所に無理があり、邪魔で不快なんだと思います。 そこで私が編み出した(って程じゃないけど)方法ですが、自分のウエスト背面に回して隠す、です。背面ウエスト部の背骨・骨盤上部付近は、男女とわず、真っ平らで、折り曲がる関節もないので、何かがはさまれていても、何を入れても、長時間、全く違和感を感じません。 店でも売ってますが、ケースをつくり、平ゴム(お腹が張ってる人はゴムじゃないとつらいよ)または布ベルトをウエストベルトにして、よくあるプラスチック小金具をつけ、へそ付近(バックル位置)で、カッチャンできるようにします。装着するときは、まずズボンの上からぐるっと回して手前でカッチャンして、そのまま、ズボンのベルト付近の内部にぐいぐい押し込めます。 これの長所は、公の面前でも、スマートな出し入れが可能なこと。カッチャンをはずして、ベルトを抜くように、するするっとひっぱると、ケースが出ます。着用するときも、なにげにかっちゃんやって、ズボンのベルト部の下に見えないように押し込めばいいんです。上から上着かシャツでもかぶせれば、見えないし、内ポケットよりも最深部に収蔵することになり、盗人には最も持っていかれづらい場所になりえます。 短所は、この位置は人体でも保温性を司る位置らしく、暑いととても汗をかきますので、汗が布をつたって、紙に汗が直接伝わると紙の券だとぶよぶよになります。だからビニールでインナー保護が必要です。あと、ここは神経が鈍感なので、夏最盛期の薄着な場合、もし他人から、スボンよりパンツがはみ出して見えるような姿勢にしゃがむと、貴重品入れもみえてしまい、察知されて、持ってかれても、盗られた瞬間が感じづらい可能性があり、多少の不安感があります。直接みえないように、上着かシャツでもかぶせていれば、何ら問題ないです。 >ああ、同世代だからこそわかるこの気持ち! そですか?hyさんなら全然、余裕と思いますけど。うちは、正直いうと性格に起因するものじゃないかとおもうのです。年をとると人間、悪い部分の性格が顕在化されるらしいですが、まさに、それが如実にデフォルメされ今の姿に醸造されたかんじです。良い時と悪い時の波があるようで、だめな時は、何度いっても全然わかってないし、とにかく短期記憶が定着しづらいのか、話にならなくてイライラがつのります。 重度の認知症で体が元気な方の面倒をみる方々って、TVでよく紹介されますが、これの100倍受忍できる精神力が必要で、普通じゃなかなか持たないだろうな、現場の実態は、TVでやるような、きれいごとじゃなかろうなと、おみそれします。