Re: うーん

返答遅くなり申し訳ありません。詳しく教えてくださりありがとうございます。
そうですか・・・。車椅子なので、全てがすべて見れるとは思ってはいないのですが、最近はアメリカが続いていたもので、アメリカは国立公園でも水族館等でも大抵のところで車椅子可能となっており、ほとんど不自由を感じず我慢せずに健常者と同じように観光ができたので、そのくらい自由度が高ければと思ったのですが、なかなか難しいみたいですね。
電動車椅子なので坂道等の傾斜はある程度は大丈夫ですが、砂地や砂利道、石畳はなかなか厳しいです。
ロンドン市内のバスやタクシーなどはどうなのでしょうか?
日本では最近ほぼすべてのバスが車椅子対応となっていますが、5年程前の情報ではロンドン市内は3/1しか車椅子対応バスがない、と記載されていました。
地方はレンタカーの予定ですが、3/1しか乗れるバスがなかったり、タクシーは無理となると、市内観光も難しくなってしまうかな・・・と考えています。
もし、ご存じでしたら教えてください。

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2件のコメント

  • 13/05/14 13:03

    ロンドンの交通機関におけるバリアフリー状況

    こんにちは。

    市内を走る一般路線バス(2階建てバスを含む)は下記の例外を除き全て車椅子に対応しています。
    9系統と15系統では観光客向けに一部の便でルートマスター(Routemaster)と呼ばれる旧型2階建てバス(車椅子非対応)が使用されていますが、半数以上の便は通常の2階建てバス(車椅子対応)が使用されます。

    一般路線バスの場合、車両中央部の扉(中扉)に収納式スロープ(英語ではramp)が設置されています。
    一般客は前扉から乗車し中扉から下車しますが、車椅子利用者は乗降とも中扉を使用します。
    乗車する場合は中扉の横にある黄色いボタン(車椅子のステッカーが目印)を押して下さい。
    全ての降車客が降りたあと一旦バスの中扉が閉まり収納されていたスロープが出てくるので、扉が再び開いたら乗車して下さい。
    車椅子の乗車スペースは各車とも1台分ずつしかないので、先客がいる場合は乗車を断られる場合があります。
    また車椅子の乗客の運賃は無料ですが、同伴者は通常運賃が適用されます。
    目的地が近づいてきたら車椅子スペースにある青い降車ボタン(通常の降車ボタンは赤)を押すと、一般客が降車したあとスロープを使用して降車できます。
    バスの写真(中扉の左側に黄色いボタンあり)
    http://commons.wikimedia.org/wiki/File:London_Bus_route_139_A.jpg
    車椅子の乗客向け案内
    http://www.tfl.gov.uk/gettingaround/transportaccessibility/1171.aspx

    タクシーは一般的なタイプ(ブラックキャブ)は車椅子に対応していますが、ミニキャブは基本的に対応していません。
    もし空港までタクシーを利用する場合はブラックキャブを利用しましょう。

    地下鉄は僕が現地在住だった10年前と比較したらバリアフリー化が進みましたが(ロンドンオリンピックのおかげ?)、それでもバリアフリーの駅は僅かです。
    バリアフリーの駅は公式サイトの路線図で確認できます。
    http://www.tfl.gov.uk/assets/downloads/standard-tube-map.pdf
    また乗り換えを含む詳細については以下のリンクで確認できます。
    http://www.tfl.gov.uk/assets/downloads/avoiding-stairs-tube-guide.pdf

    地下鉄車両のうち車椅子用スペースがあるのは以下の路線です。

    全編成に車椅子用スペースあり(各車両の中央に設置)
    Jubilee Line,
    Metropolitan Line,
    Northern Line,
    Piccadilly Line,
    Victoria Line,

    一部編成に車椅子用スペースあり
    Circle Line(今年から導入の新型車両のみ設置)
    District Line(Edgware Road~Wimbledonを運行する列車のみ未設置)
    Hammersmith & City Line(昨年から導入の新型車両のみ設置)

    全編成に車椅子用スペースなし
    Bakerloo Line
    Central Line
    Waterloo & City Line


    最後にレンタカーはマニュアルシフトがほとんどなので、日常オートマを運転されている場合は運転に気をつけてください。

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    Re: ロンドンの交通機関におけるバリアフリー状況

    ものすごい詳細な情報を詳細に教えてくださり、本当に恐れ入ります。
    画像やリンクまで貼って頂き、すごくわかりやすいです!

    バス、タクシーだけでなく地下鉄まで・・・ここまで詳細な情報はどこをどうあがいても日本では手に入りません!!

    とりあえず、市内の移動は問題なさそうですね!
    レンタカー、まだあまり調べていなかったのですが「マニュアル」ですか・・・
    マニュアルは10年近く乗っていないので少々心配です。
    nackyさまの情報、プリントアウトして現地に必ず持っていきます!

    私の為にお時間を割いて頂き、本当に感謝いたします。とても貴重な情報です。
    ありがとうございます!

  • 行きたいところがあるなら、行ってみるべきだと思います

    docabomさん、

    返信遅れまして。

    そうですが、アメリカはそんなにバリアフリーが進んでるんですね~!
    車椅子のみならず、介助用の電動車に乗ってる方も多いですものね・・・。

    イギリスは(というか、ヨーロッパは)とにかく建物が古いだけあって、
    バリアフリー化ってどうしても難しい部分もありますよね。
    新しい建物であれば地階は駐車場にしてスッキリできますが、ヨーロッパでは
    駐車スペースは公道に設置する以外になく、あの見苦しい状態ですからね。

    それでも、以前に比べればバリアフリーは進んで来ていると思います。
    アメリカほどではないとしても。

    ロンドンや公共交通機関については私はまったく詳しくないので、わかりませんが
    少しだけ。
    2年ほど前にどうしてもロンドンへ行く用があった際に乗った市内バスはバリアフリー
    でした。2両連結で、右に左に大揺れに揺れた覚えがあります。
    ロンドンのタクシーは日本の介護タクシーのようなカタチの車両が多いので、
    車椅子はそのまま乗れると思います。
    (地方ではロンドンタクシーとは違って、普通のセダンが多いです。)

    結論から言って、ロンドンではタクシーがベストで、地方はレンタカーがいい
    と思いますよ。

    後は下調べ。
    アメリカもよいでしょうが、ヨーロッパも見所満載ですからね。
    docabomさんとご家族が本当に行きたいところが、行くべき場所じゃないかなと
    思います。

    わが家にも車椅子の家族がおります。
    都内であれば今はどこでも行きやすく、本当にありがたいことだと思っています。
    「世界中どこでも、同じようになればいいのに」というのは私は「違うな」と
    考えます。不自由さも含めて、「違いを楽しむ」のが旅の醍醐味というか。。。

    まとまりませんが、とにかく十分に準備して、後は飛び込むだけ!だと思います。
    どうか、楽しく思い出に残るような旅になりますようお祈りしております。

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    Re: 行きたいところがあるなら、行ってみるべきだと思います

    >ヨーロッパも見所満載ですからね。
    そうなんです。本人が歴史が好きなもので、ヨーロッパに大変興味を持っているのですが、いかんせん歴史的な物が多いのでバリアフリーは期待できないかなと思い延ばし延ばしにしておりましたが、事情があり先延ばしにする程行ける確率が低くなってしまうので、もうそろそろと思い、重い腰を上げだしたところです・・・。
    タクシーが乗れるのであれば、安心してロンドンは観光できそうですね!
    タイミング良く車椅子対応のバスがきた場合には、バスにも乗ってみたいです:)

    ご家族に車椅子の方がいらっしゃるからこその、当事者からの細かい視点でのアドバイス、大変感謝しています。
    事前準備をしっかりして、できる範囲内で楽しんでこられたらと思っています。

    細かいアドバイス、本当にありがとうございます。
    また何かございましたらよろしくお願いいたします<(_ _)>

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