今日の夕食 英国では食べるウサギは2種類あってラビットとヘアーです。 ラビットは鶏肉みたいでヘアーは臭みが強くなります。 シチューやパイにして食べることが殆どです。 ウサギはどうしてもマイケルダグラスの危険な情事を想像してしまい、調理することができません。 でもレストランでは食べちゃいます。(笑) ちなみに我が家の今晩のメニューはロースト・ポークです。!! やっぱりりんごソースとグレイビーでいただきます。 ソースに使うりんごはクッキングアップルと呼ばれて、何と煮崩れするのが特徴なんです。 皮を厚めにむいて、ひたひたのお水で崩れるまで(20分ぐらい?)にて砂糖をスプーンに1ぱい、レモンを半分絞って出来上がりです。 3つに分けて1つは食卓へ。残りの2つは冷凍して今度使います。 ローストポークで美味しいのは皮の部分!クラックリングと呼ばれてカリカリです。でも音を立てて食べるのはお行儀が悪いので外ではあまり食べないようにしています。たまに誘惑に負けて外でもポリポリやっちゃうと隣のテーブルの人たちから羨望のまなざしを受けて快感です。 ポークを料理するときは皮を乾燥させてから焼かないといけないので塩をすり込んで浮いてくる汗をペーパーで取ったら2時間ぐらいほうっておきます。ラップせずに冷蔵庫で一晩置いても似た様な効果が得られます。お試しください。
Re: 今日の夕食 残念ですが、皮付きの豚肉って、日本の一般スーパーにはないですね。かわりに、トリ皮を塩で、かりかりに焼くのは大好き!!現地ガイドさんって、お料理にお好きなんですね。すごい手間をかけておられるようで、お料理のお話、興味深いです。色んな話題をふってくれるので楽しみにしてます。 さて、アップルソースですが、レモン足して、電子レンジでチンすると、5分でくだくだになりますよ。で、上がったやつをフォークで潰すんです。私は砂糖はいれないな。 東京はもうすぐ23時ですが、拙宅は、なんとこれから夕食の準備です。今夜はキムチ・チゲにします。鍋は楽でいいわあ。 あと数時間でトリノオリンピック開会ですね。明日は女子モーグル楽しみです。
まずいイギリス そうなんです。お料理が、というよりも食べるのが大好きなんです。 渡英すると決めたときには私をよく知っている人たちは数週間しかもたないと思っていたらしいのですが15年も住み着いてしまいました。 イギリスはまずいというイメージが、いまだに強いようですがそんなことはありません。 ただ安くて美味しいものは皆無に近いような・・・(笑) お肉もお野菜も有機栽培でないとおいしくありません。後は輸送に時間をかけないってコトもカギみたいです。 残念ながら安いものは遠くから大量に作られてやってきます。 スーパーがそれを増長しているので大変です。 南米やアフリカでイギリスの大手スーパーに踊らされてつぶれた農場がたくさんあります。 味覚のあがったロンドンではよい素材を探すことができますが、これで作った料理の値段ははレストランでは経費の5倍ぐらいになります。メインコースが15ポンドぐらいだと材料費は2-3ポンドです。 ワインも世界中のワインがレストランで楽しめますが原価は知れています。イギリスのレストランで15ポンドぐらいのワインは、その産地を出るときには1ポンド50ペンスぐらいで輸出されています。 イギリスを旅行するときには是非中途半端なレストランへは行かずにサンドウィッチやパイを間に挟んで浮いたお金でいいレストランに行ってください。もちろん予算のある人は別ですが、毎回素材のいいレストランで食べると旅費が大変です。 最近ロンドンで評判のレストランでカンティーンというのがあります。リヴァプールストリートの近くなんですがタクシーに乗っても行く価値があります。 良心的な素材を使って、ワイン別で15ポンド(一人)ぐらいです。 この金額でこの質はロンドンには殆どありません。