私も映画・テレビの見すぎでした。

水天宮 涼さん、こんにちは。

>映画の『インファナル・アフェア』シリーズに現在はまって
>て、すっかり黒社会のイメージが私の中にできあがってしま
>いました…・・恥ずかしい!!!

 「インフェナル・アフェア」であれば、「一部の腐敗した警官」は別にして、逆にそこそこ警察機構がしっかりしている。というイメージになりませんでしたか?香港警察がいかに街中の治安維持に努力しているか・・・の大宣伝映画としてケリー・チャンが主演の「ブレイキング・ニュース」という映画をごらんになることをお勧めします。これほどまでも香港警察は市民を守り、治安の維持に努力してくれているのか・・・とハッピーに(?)なる映画です。

 でも、水天宮 涼さんの上の話を読んで、自分の初香港の事を思い出して大笑いしました。というのも、私も映画、テレビの影響で同じように思っていたもので・・・。私の初香港は1993年なのですが、

1.香港では街中で恒常的に麻薬の取引が行われている。(東映のやくざ映画とかGメン75の香港ロケシリーズなどでは、そんな場面しか出てこない。)
2.香港の人は一般市民も含め、ほとんど全ての人がカンフーをたしなむ。(カンフー映画では、どう見ても「とおりすがりの人」と思われる人が乱闘に巻き込まれるとみなカンフーの達人となって戦っている。)また、街を歩いていたら、突然乱闘に巻き込まれる可能性が高い。
3.人民服は着ていないが、伝統的な中国服を着ている人が多い。
4.広東語という言葉があり、ミスターBooの主題歌(私が生まれて初めて聞いた広東語の歌)みたいな奇妙なイントネーションでみんながしゃべっている。
5.香港ドルというお金があるらしいが、普段は米ドルしか使わない。(麻薬の取引場面では必ず米ドルか日本円で、トランクを開けると「香港ドル」がつまっている。という場面はみたことがない。)

 と、まじめに思っていました。

 もちろん「歩き方」はありましたし、読んでいきましたが「ガイドブックはあてにならない(!)」というのは今も昔も変わらず(?)、パソコン通信にはまだ入っていなかったので、経験者に聞く訳にもいかず、おっかなびっくりで行ったものです。

 香港の雰囲気を味わうには、空港から市内に行くまでにバスを使う事をお勧めします。二階の一番先頭に座って景色を見ていると映画そっくりの街(当たり前ですが)が目の前に再現されます。特にぶつかりそうな看板をくぐりながら走る市街地は、バスの上でカンフーで戦う難しさを実感させてくれます。・・・・・

 本題に戻りますが、治安については(全くと言っていいほど)心配はありません。もちろんスリ等の一般的な「悪人」に対する注意や、怪しい店に入らない。等は守る必要がありますが・・・・私はいつも朝6時過ぎから夜中の1時頃までうろついていますが不安に思ったことはないです。

 よいご旅行を。

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1件のコメント

  • 流石、イギリス統治下だっただけのことはありますね・・・・・

    ついこの間、ロンドンにいってきたのですが、もの凄く治安がいいのに
    驚きました。(まぁ、去年テロが起きましたが…・・)女性が普通に夜一人で出歩いているし、10代の女の子のグループも普通に夜はしゃいでいましたからね……………イギリス統治下だった香港もそれに準じているといえば当然といえば当然ですね…………

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