現金

少額なら機場の両替所でも良いと思います

昔は、香港では機場の両替、特に入国時のそれはレートが悪いと言われていたのですが、今はGlobal Exchenge かTravelexが全て運営し、両者にはほとんど違いはなく、一律と言って良いでしょう。むしろ、市内の方が千差万別で、ぼったくりに近いところもあるのでご注意を。確かに重慶大廈の特定の店は良いレートですが、コロナ前では同じビル内の他との差もさほどなくなっていました。それでも、かなり悪いレートのところは多々あります。海外両替はATMでもキャッシングが一番と言うのが今の趨勢ですが、レートの良い店との差は香港ではほとんど差がないと思います。むしろ、カード決済の方がカード会社の決済手数料で割高になるでしょう。要するに、香港空港には銀行両替はないし、市中でも銀行のレートは悪く、少額なら機場の両替所が一番でしょう。高額の場合は重慶大廈まで行くのが正解で、昔、SIMフリーのiPhoneやAndroid機を買うために、それなりの大量の現金を替えた記憶はあります。機場と市内の最良レート両替所との差は、一万円を港元にして下2桁目に1〜2程度違いが出る程度です。

まず、、、SIMでの通信はデータ通信で、無線LANとは全く違う規格です。対外接続という意味ではとりわけ意識しなくてもできるのですが。フリーWiFiですが、基本的は緊急時以外は使わない方が賢明です。機場とかならまだしも、どこの馬の骨かも知れない電波を使って個人情報を扱うのは御法度です。簡単に言えば、コーヒーを飲みに入った店に無料の無線LANがあった。店の名前があったので繋いだらパスワードなしに繋がった。そこで、買い物をするためにカード情報を入れた・・・。その後ろの席ではPCをひたすら弄っている怪しい人がいた。彼は何をしているかと言うと、店の名に似せたSSIDの親機を立ち上げ、後ろの席の人のカード番号とパスワードを盗み取ることに成功。そこまでしなくても、セキュリティーのない無線LANはいくらでも情報を引き出せます。ですから、ホテルでも個人情報を扱うのは避けるべきです。やって良いのは、情報収集や精々このサイトに書き込みすることくらい。ここのデータとって成りすましで書き込む奇特な人もいないでしょうし。

香港SIMは中国監視網を掻い潜るのにも必須なので、Amazonでも豊富にあります。もちろん、香港で買っても良いし、香港の場合は道端でも売られています。日本でも使えるアジア周遊タイプには香港はほぼ必ず含まれているので、そのようなものを買えば、日本で動作確認した上で、日本を飛び立つ時点で機内モードにし、着陸と同時にオフにすれば香港の電波がとらえられます。選択肢は豊富にあるので、お好きなものを選んでください。

なお、香港へはコロナ鎖国以降はまだ入っていません。一歩手間前までは数知れずですが。機場と機内CMだけでもコロナ禍で随分変わった（政治的以外は進歩した）と感じます。