ハンガリー語は、日本語に近い言葉(日本語の遠い親戚の言語)

自分は、言語学を趣味でやっているので、たくさんの外国語が、どのような位置付けや歴史背景で成り立っているのか?をやるのですが、ハンガリー語は、日本語に近い言葉で、日本語の遠い親戚の言語にあたります。
ハンガリー語自体は、自分は、まだできないのですが、複数の国の言葉のつながりや歴史を眺めるのが言語学の学問です。
それで、ヨーロッパ方面の中では、「ハンガリー語、フィンランド語、エストニア語、トルコ語」は、日本語の遠い親戚の言語にあたるので、かなり、日本語の文法に近いです。
このグループを「ウラル・アルタイ語族」といって、要するに、大陸の中央にあった言葉が、東へ移動したのが「日本語」で、西へ移動したのが、「ハンガリー語、フィンランド語、エストニア語、トルコ語」などなので、元を辿ると、同じような言葉になるそうです。
ハンガリー語は、「マジャル(モジョル)」語と呼ぶのですが、「モジョル」民族というのが、ハンガリー人の事です。
ハンガリー人は、ウラル山脈の麓付近に昔住んでいて、どんどん西に移動してヨーロッパにまで行ったので、ヨーロッパの他の国の言葉とは、まったく違うので、逆に難しく思うのです。
そういったわけで、ハンガリーへ行った場合には、他の国では単語の発音を聞けば、ヨーロッパの単語に似ていて憶測がつきやすいのですが、ハンガリー語の場合には、あまりわかりません。(位置が近いので、ラテン語、ドイツ語、スラブ語に似た単語はある)
しかし、「ハンガリー語、フィンランド語、エストニア語、トルコ語」は、日本語の文法に似ているので、本式に勉強をはじめると、日本人は会得しやすいといいます。
日本語の親戚の外国語には、「てにをは」があると言われる、いわゆる「助詞」をくっつければいい。という特徴があって、「~の」という感じの文章で組み立てられるので、英語などよりも、慣れると、文法が把握しやすいようです。(外国語を勉強しよう!と意気込むとかえって疲れてしまって会得できないので、クロスワードパズルか何かだと思った方が長続きして会得しやすいです。)
こんな感じで、外国語を本格的に勉強する前に、言語学をやっておくと、何に気をつけておけばいいのか?とか、勉強のコツがわかりやすくなるのです。
機械翻訳は、「オート」でやってくれそうに見えるのですが、コツや、クセがわかれば、翻訳の使い方がわかってきます。
それが、こういった言語学的に近い言語や歴史を把握しておく事で、例えば、ドイツ語なんかは比較的、勉強している人も多いので、先程「英語」を1度通す時に、ある単語だけ変換されなかった場合には、「ドイツ語」語源などの単語であると予測して使っていくわけですが、ドイツ語の場合には、勉強している人は、見れば、それがドイツ語語源だとわかるので、憶測を付けやすいわけです。
それで、英語の次に、「フランス語、ドイツ語、スペイン語」などの多くの人が使っている言語の場合には、機械翻訳の辞書自体が大きいので、精度も上がりやすいわけです。
という感じの順番で、機械翻訳で未知だった箇所を埋めていけば、だんだん完成していきます。

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1件のコメント

  • Re: ハンガリー語は、日本語に近い言葉(日本語の遠い親戚の言語)

    世の中広いですね! 言語学を趣味で研究している方がおられるとは”海外旅行好き”さんすごいですね!
    日本とハンガリーは遠い親戚ですか。そう言えば日付の書き方もドイツは日、月、年ですがハンガリーは日本と同じ年、月、日ですね。                                      私もまさかbudapesutoに行けるなんて夢のようです。旅行のガイドブックを見るとハンガリーの人たちは独立心が強い人たちのようですね。国を作って侵略されないように自分たちの宗教をキリスト教に変えたり、オーストリアに対抗してウィーンよりも壮麗な国会議事堂やオペラ座・イシュトバーン大聖堂それに地下鉄などを作っているようです。また言葉もハンガリー語を守っています。旅行する方からすると言葉とお金は統一してもらった方が便利ですけど。それ以上の魅力があるということでしょうね。今から楽しみです。

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    機械翻訳のコツを、まとめてみました

    ハンガリーで、どの程度、英語が通じるのか?は知らないのですが、基本的に、こちらから、ハンガリー語などの現地語で外国人に話しかけた場合には、相手は、ハンガリー語などの現地語が話せるものだと思って、もの凄い勢いで、ハンガリー語などで話しかけられて、理解できずに苦戦する事が、よくあります。
    海外旅行中の外国語は、特徴があって、受験勉強などと違って、綺麗に話せる必要はありませんが、「自分が理解できる」ように、受け答えができる方式を選ぶ事、が非常に重要です!
    それで、大抵、英語から話した方が、こちらも意味がとりやすく、向こうも、ゆっくり聞いてくれる事が多いです。
    自分の場合には、「メモ」「筆談」重視にしています。
    例えば、現地で行く予定の箇所で必要になりそうな単語や文章を、英語とハンガリー語で書き出しておく、メモ帳を1冊作って、現地では、空港や駅やホテルのインフォメーションなどに置いてある、観光マップをもらっておいて、赤ペンでマークしてもらったり、タクシーでも、マークした箇所と地名を伝えながら移動するなど、少しでも、確実度が上がる工夫を、いろいろとします。
    機械翻訳の場合には、非常に、クセがあるので、そのままでは、なかなか使えないのですが、クセやコツがわかると、だんだん使い方がわかってきます。
    まず、どうしても、こちらから言いたい事がある場合には、今度は「日本語」→「現地語」ですが、これは機械翻訳で、綺麗に出ません!
    原因は、言語学の文法構造が違うので、「日本語には主語を基本的に入れないが、ヨーロッパ系の言語では主語が入る構造」なので、文章内に無い箇所なので、論理的に不可能だからです。
    逆に、この機械独特の特徴がわかれば、言語学から、言葉の整形を再び入れると、割と、すんなりいく場合が多いです。

    かなり、長い説明になって文章が入らないので、自分のブログに、「機械翻訳のコツ」を、ずら~っと書いたので、参考にして下さい。
    これをやるのと、やらないのとでは、だいぶ違います。
    ただし、メールなどでの問い合わせに使える品質が出るのかなぁ?とも思うので、これは、問い合わせ向きというよりも、簡易で何か言いたい時に使う方法です。
    「メールなどでの問い合わせ」に使う場合には、インターネットの検索で、「英語 問い合わせ 例文」などで検索すると、綺麗な文章で「決まり文句」の「問い合わせ例文集」というのが、たくさんあるので、それを使います。
    「英語」で問い合わせると、場所によっては、「英語」で返答してくれる事もあるので、理解しやすいです。

    自分は、ハンガリーは、中欧のハプスブルク家の「ハプスブルク帝国」から、マリア・テレジアの娘→マリー・アントワネットで、フランスのベルサイユ宮殿のイメージとか、「オーストリア=ハンガリー二重帝国」の時代のハプスブルク家の「エリーザベト」のイメージが思い浮かびますが、それは、「ドイツ~スイス~フランス周遊ツアー」で見てきた箇所に関連のある人物だからです。
    自分の「旅スケ」に、当時の様子が書いてあります。
    いろいろな国を周る「周遊ツアー」は、とても面白いので、また行きます。

    (「機械翻訳のコツ」)
    http://ameblo.jp/kaigairyokousuki/entry-10908216149.html

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