旅行前にこのコーナーを利用させていただきましたので、感謝の意を込め、自分の旅のレポートを登録させていただきます。
先日ツアー5日間で、デリー、アグラ、ヴァナラシを回りました。
①ホテル・・・コンノートプレイスにあるマリーナに二泊。風呂のない部屋もあり、設備は古い。二度ともタオルの用意なし。それでもチップを欲しがるので、フロントで怒鳴り散らしてやり、白シャツに準備させました。でも、悪いホテルとは思いません。日本人をよく知っており、なめられていると感じただけです。
なお、現地ガイドの話ですが・・・日本のガイドブックに「親切です」と紹介されている安宿の中には、お酒のサービスつきで本当に朝まで親切にしてくれるところもあるそうです。(ただし、女性客のみ)
②寝台列車、アグラからヴァナラシへ・・・エアコンつき3段の車両。ガイドなしで乗るのは、私の場合不可能と思いました。エアコン対策に長袖は必要。なお、早朝の沐浴には間に合いません。
③サンダルには反対です!・・・現地の人ははだしも多い。ただ、ウンコが多く、道の多くが未整備で怪我をしやすいと思います。
④乞食と物売り・・・乞食は相手にしないこと。後がしつこく、日本の感覚では対処できません。どうせなら子供の物売りの相手を。値切るだけ値切っても、あとでペンでもあげれば喜びます。たちの悪い物売りは、威嚇すれば逃げますが、グループの場合、トラブルは避けたい。
観光地から離れた街では、珍しがって話しかけてくる一般の人が多く、楽しく過ごせました。ただ、観光地では、注意です。念のため。
⑤ヴァナラシ・・・乗船中止(雨季は多い)。火葬場は見れますが、観光気分で近づいて注意されている日本人がいました。ああいう輩は、同胞とはいえガンジス川に沈められるべきだと思いました。ウンコとごみはインドではOKですが、生死に関する思いは万国共通のはずです。
⑥オールドデリー・・・自転車のリキシャで回りました。ガイドに段取りをつけてもらわないと、一人では不安な場所だと思いました。
⑦酒と女・・・バーは少なく、キャバクラなど皆無。インド舞踊では、チップを握らせ、気に入った踊り子と写真を撮るも、肩を抱こうとするとオーナーさんにたしなめられました。インドでは、未だ女性は男の所有物という感覚が強く、軽はずみな対応はトラブルの元です。ナンパするにしても、旅行中の日本女性か外人にするのが無難のようです。
⑨ショッピング・・・ツアーで回る店は吹っかけることもないが安くもなく、値引きが固く、交渉は淡白。店長まで引っ張り出し、こちらが追い掛け回したくらい。地元民が通うバザー(ガイドに頼みましょう)は、やはり面白かった。こちらは大変安く、満足。ただ、スリに注意。
なお、いいものが欲しい場合は、地元のブランドの店を紹介してもらい、そこでしっかり交渉すればいいと思いました。
⑩必需品としたいもの・・・長袖のシャツ(エアコン対策) ウェットティッシュ(衛生面が非常に悪い) 10と100ルピー紙幣をたくさん(500ルピー紙幣は必要なし。換金する時、10と100で揃える。拒否されたら、男性の場合、怒鳴り散らして欲しい。なめられている証拠です。もちろん、混んでいる場合は遠慮しましょう。高額品はドルでOKです。)
ぜひまた行きたいと思う、満足な旅でした。
ガイドつきだったお陰か、私にとってはとても安全な旅でした。観光地では日本人も多く、日本人は歓迎されているとも感じました。
ただ、反面、やはりこの国でも日本人はなめられています。
トラブルは避けたいですが、男性陣はぎりぎりの線まで頑張ってください。余計な者は相手せず、買い物では徹底的に値切る。それでも、気に入れば最後にチップか小物(私は適当な物としてペンしか思いつきません)をあげれば、きちんとした店の店員(薄給のようです)でも喜びます。そしてなにより、子供の物売りはかわいがってあげて欲しい。あの貧しさは尋常ではないと思いました。
我々には「お金」という強力な武器があります。それを自分のため、そしてインドの恵まれない子供たちのために使ってあげてください。
以上、私からの報告です。
これからインドを旅するみなさん、気をつけて行ってらっしゃい。