旅行中にインド人と口論になったお話。
①ガイド
ベナレスで火葬場を見に行ったとき、いつものようにインド人が話しかけてきて、勝手に着いて来た。適当な世間話をしながら歩いて、ひと通り見学を終え、メインロードに戻った途端、急にライセンスカードなるものを見せ始め、これは政府の発行しているライセンスで、観光案内してやったから、300ルピー払えと言い出した。口論になりもちろん払わなかったが、「ポリス」がどうのと言い出したので、無視して歩き続けると、いつの間にかあきらめたのかいなくなった。
②リクシャー
アグラで歩いていると、リクシャーワーラーが声をかけて来て、「今日は1ルピーも稼いでないから、困っている。」というようなことを言ってしつこくついて来た。交渉の末、泊まっているカマルホテルまで乗せてもらうことにしたが、途中でホテルと違う方向に進みだした。
「こっちじゃない」と言っても「こっちだ」と言い張るので、リクシャーから飛び降りて歩き出すと、追いかけてきた。そのうち追いつかれ、「カマルホテルは、こっちじゃない。こっちにカマルホテルがなかったら、200ルピー払え」と言い出すので、「こっちにカマルホテルがあったら、お前が200ルピー払え」と言い返した。
案の定、カマルホテルに到着し、「200ルピー払いやがれ」と言うと、「カマル?タマルじゃないのか?」と言う。
道中かなり口論したが、聞き間違えだったようでくたびれた。
行き先は、ちゃんと確認しましょう。