インド鉄道のクラス分けについては、すでに何度も書かれています。

インド鉄道のクラス分けについては
すでに「地球の歩き方」でも何度も書かれています。

僕もまとめています。

インド鉄道のクラス分け
http://www.midokutsu.com/2005/class.htm

ここに、
3-Tier Sleeper Class(SL) エアコンなし、2等、3段ベッド寝台車
というのがあります。
これが、バックパッカーがよく使うSLです。
これを、ニ等寝台と表現することもあれば、

AC 2-Tier Sleeper(2A) エアコン付き、2等寝台、夜は二段ベッド
AC 3-Tier Sleeper(3A) エアコン付き、2等寝台、夜は三段ベッド
こちらも二等ですから、こちらをニ等寝台と呼ぶこともあります。

よく旅行記に、
「ニ等寝台ではインド人に話しかけられて、友達が出来た」
とあるのは、
バックパッカーがよく使う、庶民的なSLです。

2Aや3Aは、
エアコンつきで、乗客もきちんとしてます。
ですから、乗客同士はよそよそしくて、
話が盛り上がることは普通はありません。

こういう基本が、ごちゃごちゃになっているんですね。

ですから、「二等寝台を頼んだ」という表現がおかしいんですよ。
旅行代理店に頼むならば、
2Aとか3Aとか指定するはずです。

それを2等寝台として頼んだら、SLを予約されても
仕方がないでしょう。

とにかく、最初の発言に具体性がないので、
全体が信じられませんね。

みどりのくつした

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1件のコメント

  • 誤解しやすいクラス分け

    前にも書きましたがインド国鉄のクラス分けは煩雑ですね。みど先生も20年以上前にもインド旅行されたということです。私の記憶が正しければ当時の寝台はAC-Class・First-Class・Second‐Classに分かれていたと思います。当時のSecond‐Classというのは現在のSLそのものですね。Third‐Seatingは今のSecond‐Seatingです。

    インドの発展と階級社会に対する配慮などで変化したのだと思います。素直に一等・二等・三等と表示すればすっきりするのですがそうもいかないのでしょう。

    2月の時は車両にAC2ndと”Second”の表示があったのは2Aだけでした。これはコルカタからガヤまで乗ったDOON-EXPの車体に書かれてました。3Aと間違えて乗り込んでしまいました。私の見た列車の3Aの車体には記憶にある限りはAC 3-Tier と表示してありました。2Aは2A と表示してあるものもありややこしかったですね。AC 2-Tier と表示されているものは見ませんでした。

    ムガールサライのFirst-Classの待合室には2Aの切符で入れました。NJPのUpper‐Classの待合室は3A以上でした。隣に1A ようかと思うのですがベッド付きの待合室がありました。

    インド国鉄のHPにはSecondAC,ThirdACとの表示もありより誤解しやすいと思います。

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