他にも、バナラシで経験したのは、12~13才の少年に、道を尋ね、道案内してもらったときのことだ。
「Thank you (ありがとう)」
と言って、別れようとしたら、その少年は、
「10ルピー(約30円)払え!お前は、そういう人間だったのか?!」
と英語でごねまくった。
私は、払わなかった。
インド旅行が大変なのは、詐欺師が、向こうから、次々と寄ってくることである。
(暴力性は、低いと思われる。肉魚を食べないからか?)
インド旅行は、一種の洗礼のように、日本人に作用し、価値観を逆転させる。
あのがめつさには、辟易するが、外国人は、みんな、50歩100歩だろうと思う。