Re: インドの宿について・・・

ベアーさんへ

初めての海外旅行なんですね。なのでさしあたってインドのホテルについてお知りになりたいのですか。


「河童の覗いたインド」に部屋の見取り図があります。20年前の古い本ですが今でも同様。Rs600～800 の中級ですね。

安宿では照明は蛍光灯だけという部屋があります。明るいうちにin する場合はちゃんと点くかチェックが必要。

水回りが良くありません。大きな給湯タンクが備えられていればお湯の出る確率は高くなります。
タンクが浴室になくて外部からパイプを通してお湯が出る式のところは安宿ではかなり心配の部類。

シャワーを使わずにバケツにお湯をためてカップに汲みだして使ったほうが途中で水になってしまったという
心配はなくなります。給湯タンクでも沸かすのに30分ほど待たなくてはなりません。

停電はよくあります。また部屋の照明スイッチがドアの脇にあるのが多いです。真っ暗闇をベッドまで行かなければ
なりません。懐中電灯をすぐそばに常に用意しておくこと。ベッドに思いっきり足をぶつけて痛い思いをします。

大きな南京錠で閉める部屋だったら安宿といえども安全面は高いといえます。
安宿、中級に関係なく部屋の鍵はとても掛かりにくいです。

むやみに従業員を部屋に入れるな、が正論ですけれど、ルームサービスを頼めば嫌でも入れなければなりません。
興味を示すような物は片づけておくことです。
しかし、彼らからいろいろ情報を聞きだせるので一概に従業員をいっさいシャットアウトするのが最良かどうかです。

部屋に入る際にチェックする項目は…
照明がちゃんと点くか。トイレが流れるか。お湯の出し方。テレビが映るか (やたら複雑なリモコンです)
バスタオルがあるか。グラスがあるか。ドアはしっかり閉まるかなどです。
ちなみに石鹸は粗悪品ですから持参していきましょう。

後から不首尾に気がついてボーイを呼んでもなかなか来てくれません。
安宿ではバスタオル、シーツの交換は毎日してくれない。これは常識です。

中級クラス以上の話ですが
出かける際にはリュックにすべて荷物を入れておいて、大切な物を出しっぱなしにしておかないことです。
留守中にシーツの交換があってもいいように。
ロープ鍵があればリュックをなにかに縛り付けておけますので便利です。(列車内でも)

in する前に必ずミネラルウォーターをお店で買っておくこと。ホテルのは高いですから。
また安宿ではいりませんが、中級以上なら Rs10 のチップはボーイに渡すのは当然です。
インドはチップ不要の社会ではありませんのであしからず。