楽譜 Clioさん、こんにちは。 楽譜や書籍は書類とみなされ、郵送の場合税関を通らずに 配達されるので、このような形になったと思われます。 ただ、この場合ちょっと工夫が必要で、外から明らかに内容が 書類であることが分かるようにしておくと確実です。 書籍の場合でも郵便用の税関申告書であるCN22は、 基本的に書かされますが、EMSの追跡をしたところ、 税関を通っている形跡はありませんでした。 一方、室内干し用のハンガーを日本からイギリスに送ったときは、 税関で2晩ほど留められていて、税関が検査した形跡がありました。 学術論文や書籍の送付をしてもらう場合に、小窓をつけるか、 透明な部分をつける、あるいはひもを巻きつける封筒(開封後も再び風をするのが容易) を利用する形でしているので、郵便局側もチェックがしやすくなります。 逆に中身が外から分からないようだと、税関にまわして、 場合によっては開封することになるはずです。 なお、伝統的に税関検査は一般貨物同様の検査を受ける国際宅配便よりも、 郵便物の方がスムーズに進むルールができています。(特に書類関係) 郵便で送るのがベストだ、と書いた理由はここにあります。 書類や書籍を送る場合は、迷わず郵便を選んで正解でしょう。 もちろん、Clioさんが書かれるとおり、仮に結果的に不必要であっても、 別送品がある場合はかならず別送品申告書は書くべきだと私も考えます。
Re: 楽譜/ご指摘ありがとうございます。 Be-Boyさん、ご指摘ありがとうございます。 そうですね、確かに、楽譜は一種の書籍(?)だったからでしょうね。 また、今回のように普通の荷物(手回り品)の場合でも、郵便扱いの分は、結果的には申告書は不要でした。こうしてみますと、またBe-Boyさんのご説明も考え合わせますと、一般に、郵便扱いの方がスムースに通関するという私の印象は、あながち間違いではないようですね。 家人も、仕事柄海外と書類その他やりとりすることが多いのですが、EMSは本当にいいと申しておりますね。 別に違法なものをやりとりしているわけでは勿論ないのですが、「ひっかかる」と受け取るまでに余計な日数がかかったり、説明と受取に税関まで出向いたりと、何かと手間がかかりますから。 ところで、こういう扱いは、郵政の完全民営化の後も変わりないのでしょうかしら?
確かにEMSは速いですね Clioさん、こちらこそ情報をいただきましてありがとうございます。 EMSの輸送スピードは通常の航空便と変わらないのに、 配達が速いのは、やはり通関がスムーズだからのようです。 もちろん違法なもののチェックはちゃんとしていますから、 (実際郵便の通関手続きでの摘発も結構多い) 伝統的に迅速な手続きができるからなのでしょう。 郵政民営化後もおそらくこの扱いは変わらないはずです。 というのも、イギリスは既に民営化されていますが、 サービスは以前に比べて良くなっています。 また、EMSを扱う部門は迅速な取り扱いに気を配っているらしく、 イギリスのパーセルフォース、フランスのクロノポスト (いずれも郵便会社の子会社)は迅速・確実に配達しています。