「灰色の眼をした男」 そうなんです。 緋色のヴェネツィア、銀色のフィレンツェ、黄金のローマ、の3部作を読んでから、 ティツィアーノに興味をもったので、 「灰色の眼をした男」は、じっくりと見てきました。 そうしたら、トラットリア・ベッレ・ドンネで遭遇したイケメン小父さまが、 あのイメージの方だったのです! あの本を読んだ後に、それぞれの町を散歩すると、感慨深いものがありますよね。 中に入れないのは分かっていても、ファルネーゼ宮を見に行ったり カンピドリオ広場を見直してみたり・・・ フレスコ画を見ても、着ているものの色や形にまで興味をもってしまいます。 (あの三部作や、チェーザレ・ボルジア・・・など、塩野作品では、 洋服の描写も詳しく描かれているので) 今回ウッフィツィに3時間半いても、 見た作品の数は、ものすごく多くはないのです。 見たい作品をじっくり見てきました。 ガイドブックに、芸術新潮に、美術案内に目を通しながら。 フランスには、あまり興味がないのですが、 「アリエノール・ダキテーヌ」を読んだら、私も行きたくなるでしょうか。
Re: 「灰色の眼をした男」 えっ、そんな男性がいたんですかっ!! う~ん、また、イタリアにしようかな・・・ わたしもティツィアーノは、以前はそれほど興味はなかったのですが、 急にじっくりと見るようになって、 そしたら、とてもいいんですね。 かの「灰色の眼をした男」の絵のしおりを買ってきたのですが、 見るたびにどきっとしています。 「王妃アリエノール・ダキテーヌ リチャード獅子王の母」は、桐生操さんの作品ですが、 私はそれよりも、先に、フォントヴローに興味をもって、 http://www.abbaye-fontevraud.com/indexflash.htm それから本を読みました。 おもしろかったですが、塩野氏ほどの衝撃はないかも。