都会ならではのもの

以前、離島からローマに戻り、オスティエンセでメトロに乗り換えたとき、
客の目つきが全くことなることに、”ああローマに来てしまったのだな・・”と
感じました。ほとんどは、真っ当な人達なのですが、極一部、怪しい、、と言うより
目がいっている人がいる。まあ、東京でも同じなのですが、都会にはいろいろな人が
居る訳でして。

治安云々よりも、大きな荷物を持ってメトロに乗り込みということは、極めて弱い
立場にあると言うことです。東洋人で（達人なら楽な日本人か、手強い中国・韓国人
かの違いもわかる）大きな荷物を抱えていれば、そこに大金があることも、荷物の
管理に気を取られ、他のことまで気がまわらないだろとは察しがつきます。満員にでも
なれば（これは数本来ないとすぐになる）、かなり危険な状態。

ですから、メトロでの移動は鬼門だと思って行動すべきなのです。メトロは暗い、道（方向）が
わからないのは宿命です。良く知っていれば問題ないのですが、古いメトロは仕方ないことです。
新しいものは、色々な対策（地震や災害も含め）が取られているので、安全性は格段に向上して
います。ですから、トラム（バスもしかり）を使ったほうが、地上が見え安全だし、楽なことも
少なくないのです。