お食事や気づいたことについて イタリア人の友人によると米国や英国と異なり、基本的にチップはタクシーもレストランも不要です。「グラーツェ」の一言でOKです。 よほどサービスが良い時はカメリエーレに直接あげます。オーナー一族には不要です。高級レストランでは5-10%くらいで十分です。 明朗料金で感じの良いタクシーにはおつりの小銭をあげました。 食後お店でタクシーを呼んでもらったら明朗料金でした。ホテルに呼んでもらった時も同様です。たまにメーターを倒さない運転手がいますが抗議しました。 3スターホテルばかりでポーターはいず、フロントの方が荷物を運んでくださいましたが、「グラーツェ ミーレ」でOKです。最後の高級ホテルのポーターには2-3エウロあげました。 行きたいレストランはフロントの方、もしコンシェルジェがいればコンシェルジェに予約してもらいます。(コンシェルジェには2-3エウロあげました。) お勧めもフロントの方に「casual restaurant」とか「trattoria」など希望を言うとがっかりすることはないと思います。 観光都市のレストランはメイコイワモト/福井洋一さんのブログとRotonda Club Italianoを参考にさせていただきました。 http://blog.so-net.ne.jp/firenze/ Rotonda Clubの確かブログにフィレンツェの回転寿司とラーメン店などが載っていましたが、プリントをホテルに差し上げてきたので今は不明です。予め調べておかれると私たちのようにがっかりせずにすみます。 疲れると醤油味が恋しくなり、フィレンツェで中華と日本料理に行きましたが、イタリア人お勧めのモダンな日本料理店はイタリア人向け、お客も全てイタリア人。経済都市ミラノは日本料理店が多いですが、イタリア料理を愛す中部イタリア人にも日本料理は受け入れられつつあるようです。 中華はウフィッツィ近くのMはイタリア人向き、お客も全てイタリア人でした。炒飯は美味しかったです。 駅前のピアッツァからVia Nazionaleに入り、3つ目の細い道を右に入った萬家源餐館Le Sorgenti(Via Chiara,6 rosso)は化学調味料が少なくお安い。海鮮のスープは優しく、牛の鉄板に乗った焼きビーフン(米粉)も日本的でした。但し量はイタリアーノ、大盛りです。英語は通じませんが漢字もあります。soy bean noodleは緑豆春雨でした。noodleはグリリエ(炒め)とズッパ(つゆ)を選べます。 フィレンツェ在住の日本人のご家族がいらしてお話ししたところ、「ここが一番口に合う」とのことでした。 お料理は「たくさん食べられないのでシェアしたい」と英語で言えばOKです。注文する時は「ウノ」か「ドゥーエ」を料理名の前につければ確実です。観光地では英語が通じますし、通じなくても身振りで大丈夫です。ハウ ビッグ?と手でお皿を作って聞くと、あちらも手で大きさを示しますが、実物は一回り大きいことが多かったです。Insalata(サラダ)は洗面器に近い大きさが普通でしたが野菜に飢えていたので食べられました。勿論温野菜や焼き野菜(Contorno)もあります。 Antipastaを1品か2品、Primoを1品、SecondoあるいはInsalataかContornoを1品、Dorceを2品、それにカフェ。お腹が空いていなければSecondoを頼まなくても「残念だわ。」の一言でOKです。 お料理もDorceも季節の皿やお店のお勧めがあるので、お勧めを聞くと楽しめます。丁度ヘーゼルナッツ(ノッチョーラ)と栗、フンギ・ポルチーニと白トリュッフ(高価)の季節でした。 シェアする時はお皿を持ってきてもらいます。 石畳が多く美術館でも知らぬ間にかなり歩くので、お母様にはコンフォートシューズやウォーキングシューズがお勧めです。超高級レストラン以外はそのままどこでもOKです。靴音がしないので美術館にも最適です。 寝る時、部屋にある予備の枕に足を乗せると疲れが取れます。 飛行機用にホテルの使い捨てスリッパを持っていきました。安ホテルにはないのでホテルの部屋でも重宝しました。帰りは捨てられますし。 服装はどこの国の旅行者も皆カジュアルでした。4スターのホテルでも同様です。 バッグは斜めがけである必要はありませんでしたが、肩にかけて身体につける、ジッパーを開けっ放しにしないよう気をつけ合う、置き引きされないよう手を離さないなど気をつけました。バッグを切られる被害も聞きますので余り薄い素材は避けた方が良いかもしれません。 イタリア人の友人によると最近はロマの他東欧から来た人の犯罪が増えている為、犯罪を犯した外国人を自国に帰らせる法律が出来たそうです。 赤ちゃん連れを初め物乞いも何人かいましたが無視すれば大丈夫です。幸い怖い目には遭わずイタリアの魅力を満喫したとても楽しい旅でした。 なにかご参考になればと長々書いてしまいました。 どうぞ楽しいご旅行を♪
Re: お食事や気づいたことについて paolaさま 食のアドバイス、本当にありがとうございます。 本当に参考になります。 母と一緒なので普段の旅行では利用しないタクシーも上手に利用したいと思っておりますので、paolaさまからお伺いしたことを念頭において置きたいと思います。 Rotonda Club Italianoは私もチェックしています。 このサイトで紹介されているお店何店かリストアップしてありますので、是非行ってみたいと思っています。 予約の際はホテルのフロントもしくはコンシェルジェに頼みたいと思います。 1週間以上の旅ですので、普段からイタリア料理好きな母もさすがに飽きるかな?と思っていたところです。 日程半ばはフィレンツェですので、一度アジアのお店に行ってみようと思います。 その際はpaolaさまがご紹介下さった中華のお店を探してみます。 後、小食の母と一緒ですができる限りたくさんの種類の食べ物にトライしたいと思っています。 しかし1つの量が多いと思うのでそれぞれ母とシェアしたいと思っていますが、知り合いのイタリア人にはシェアはイタリアではあまり好ましくない、と言われました。 しかし、paolaさまを含め他の方の経験談ではシェアされたとのこと。 私達が行くお店の方が快くシェアさせてくれることを願うばかりです。 持参する靴は全て歩きやすいフラットの靴にするつもりです。 向こうでも靴は購入したいと思っております。 あと、盗難については身構えさせられる話ばかりを聞きます。 旅行中、しっかり気を引き締めていないとダメですね。 paolaさま、この度は色々とアドバイスありがとうございました。 他にもまた何かあれば、是非お聞かせ下さい。
Re^2: お食事や気づいたことについて フィレンツェ駅左出口の前には白いタクシーが並んでいます。 途中でとても疲れた時などはカフェで休憩し呼んでもらうという手もあります。 携帯をレンタルするか迷いましたが、自分で呼ぶことはなかったのでタクシーに関しては不要でした。 しかし田舎では日曜にショーペロに遭い、公衆電話も故障(?)で困りました。Barで電話を借りようとしましたが英語が通じず、お客の青年が快く携帯を貸してくださいました。 旅行中田舎でイタリア人やカナダ人がご親切に携帯を貸してくださったこともありました。 ヴェネツィアはヴァポレットが混んでいてスーツケースと揺れとで大変でした。 お太鼓橋や階段状の橋が多いので、ホテルまでの橋をGoogle Mapなどでチェックしました。よくわからない時はメールでホテルに聞いてみると良いでしょう。 スーツケースを運ぶのが大変でしたら水上タクシーです。通常、ホテルには船着場があります。 帰りは時間がなく、サンマルコ広場近くのホテルで水上タクシーを呼んでもらいとても快適でした。ドライバーによると5-60エウロとのことです。サンタルチア駅から乗る場合は値段を交渉してから乗ると良いそうです。 ウフィッツィの予約や加湿器などホテルに直接メールで依頼すると良いと思います。 ウフィッツィは世界中の観光客で溢れ、平日予約していても並びました。30分前に行ったほうが良いかもしれません。 午後2時半の時点で予約なしでは入場不可、翌日との表示が出ていました。 オーディオガイドはギャラリーのセキュリティーチェックの先、左手です。免許証でも住所のないものは断られていました。パスポートはOKです。 廊下の端の窓からポンテ・ベッキオとアルノ川が一望でき写真ポイントです。 フィレンツェの日本料理も中華料理もイタリア風でした。 ですのでロタンダ クラブの池田さんがいらしているお店が一番日本人の口に合うと思います。 ご紹介した中華はオーナーと筆談しましたら浙江(杭州)出身でスープはあっさり系です。が量が多いです。テイクアウトもできるようです。 ヴェネツィアではアンチョビの酢漬け、たこのマリネ、かじきまぐろなどの串焼き、大海老のグリグリア(素焼き)などがあっさりでした。お弁当用のお醤油を持参しましたがバッグに入れるのを忘れ・・・幸い行ったところはどこも薄味でした。さっぱり食べたい時はお酢(aceto)をもらいました。 サンマルコ広場の東、多くお店が並んでいる所に中華がありました。日本料理も1店あるそうです。 イタリア人は華麗なる胃袋の持ち主ですが、ビステッカ・フィオレンティーナはシェアします。パスタを基本的に食べない小食なイタリア人の友人はそれにサラダ(シェア)だけです。先日ご一緒した時、お昼はカプレーゼとエスプレッソだけでした。 友人は良家の出ですが、事情を話してお願いすればとのことでした。 北部の名店でもチンクエ・テーレの英語が通じないイタリア人で満席の店でも英語と身振りで大丈夫でしたし、友人が連れて行ってくれたボローニャの高級レストランでもそのように注文してくれました。 観光地のお店ではほぼ英語が通じますし、日本人は小食と知っているようでした。(たくさん残すのも失礼ですし。) ちなみに歳と共に小食になった私はシェアしても食べ切れなかったことことがありました。シェアしても残しても申し訳ないという気持ちが伝われば良いと思います。 ご参考までに彼女のイタリア語レッスンです。コピーして持って行きました。 1) たくさんいただけないのです。二人でシェアできますでしょうか? Non vogliamo mangiare molto.E'possibile dividere in due (2)? 2)量を少なくしていただけますか?(2種類食べたい時など) E' possibile avere una porzione piccola? 3)お皿を2枚いただけますか? Potremmo avere due(2)piatti? つづく